サントリーグループは、横浜市と一般社団法人横浜みなとみらい21と協働し、「みなとみらい21地区」の対象施設で集められた使用済みペットボトルを回収して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクの実証実験を2024年1月より実施すると発表した。
同実証実験では、横浜市と一般社団法人横浜みなとみらい21と協働し、収集運搬業者が「みなとみらい21地区」の対象施設を巡回、使用済みペットボトルを一括回収。
そして、その使用済みペットボトルをリサイクル業者が粉砕・洗浄・再生し、サントリーが飲料用ペットボトル容器として使用。この「ボトルtoボトル」水平リサイクルの一連の流れが持続可能な仕組みとして成立するかを検証するという。
なお、家庭外から集められる使用済みペットボトルも効率よく水平リサイクルできる資源にしていくために、ペットボトル・キャップ・ラベルと飲み残し等を分別できるオリジナルリサイクルボックスを「みなとみらい21地区」の複数箇所に設置し、来街者に分別を啓発するとのことだ。
同実証実験は2024年1月から約1カ月間実施され、その後本格運用に向けた検討を行うとしている。
また、今回対象となる施設はパシフィコ横浜・横浜ランドマークタワー・クイーンズスクエア横浜など約30施設・事業者の予定とのことだ。