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働く男性の半数以上が男性特有の困難や障壁を経験 そのうち約8割が困難により仕事・キャリア・働き方に影響あり

求人検索エンジン「Indeed(インディード)」の日本法人であるIndeed Japanは、11月19日の「国際男性デー」を前に、全国の20〜59歳の男性の正規雇用者2,500人を対象に「職場における男性特有の困難や障壁に関する調査」を実施し、その結果を公表した。

同調査は、職場において女性だけではなく男性も、アンコンシャス・バイアスなどに起因する男性特有の困難や障壁に直面していると考えられることを背景に、実際にどのような困難や障壁があるのかを明らかにするために実施したとのことだ。

■半数以上の男性は職場における男性特有の困難を経験したことがある

同調査で、職場における男性特有の困難(以下、困難)の経験有無について聞いたところ、半数を超える54.6%が「経験がある」と回答。また、困難について「悩んでいる」と回答した人は39.7%という結果に。

困難を経験した有無と悩み

また、前問で「経験がある」と回答した人に、困難の経験により自身の仕事やキャリア、働き方に影響を受けたことがあるか聞くと、約8割にのぼる79.7%が「ある」と回答。

困難の経験により自身の仕事やキャリア、働き方に影響を受けたことがあるか

■他者が体験した困難を職場で見聞きしたことがある男性は46.8%

他社が体験した困難を見聞きしたことがあるか聞くと、46.8%が「ある」と回答する結果に。さらに、そのうち90.7%が「変わってほしい/変えるべきだと思う」、80.9%が「会社や職場で問題として認識されていないと思う」と回答。

他社が体験した困難を見聞きしたことがあるか

■経験または見聞きした困難に対し、半数以上の人は「誰にも相談しなかった/何もしなかった」

困難を経験、もしくは見聞きした際の行動を聞くと、最も多い回答が「誰にも相談しなかった/何もしなかった」で55.4%。その理由を聞いたところ、「人に相談しづらい」が30.6%、「波風を立てたくない」が30.2%という結果に。

困難を経験、もしくは見聞きした際の行動

■困難を解消するために職場に求めることは、「長時間労働の是正」が1位

困難の解消のために職場に求めることを聞いたところ、1位が「長時間労働の是正、残業の削減に向けた労務時間の適正管理」で33.4%、2位が「ワークライフバランスの推進」で32.0%という結果に。

困難を解消するために職場に求めること

【調査概要】
調査対象:全国の20〜59歳の男性正規雇用者(現在就業中の正社員・会社経営者・公務員・団体職員を含む)
調査人数:2,500人
調査方法:インターネット調査
調査期間:10月20日〜23日

<参考>
Indeed『「職場における男性特有の困難や障壁に関する調査」を実施』

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