JEPLANが運営する「BRING™」は、菅公学生服(以下、カンコー学生服)と協働し、学校を対象とした制服循環エコスクールプロジェクトを開始すると発表した。

カンコー学生服とJEPLAN、学校向け制服循環エコプロジェクトを開始

同プロジェクトは、想い出が詰まった制服や体操服を捨てるのではなく、リユース・リサイクルに向けて、未来を担う子どもたちとサーキュラーエコノミーを目指す取り組み。

具体的には、さまざまな地域の学校にオリジナル回収BOXを設置し、制服や体操服などの回収を実施。回収した衣類は、「BRING™」のサプライチェーンを通じて、素材に応じてリユース・リサイクルされるという。

特に、ポリエステル繊維100%の衣類は、JEPLAN独自のケミカルリサイクル技術によって再生ポリエステル原料「BRING Material™」にリサイクルされ、新たな衣類等の原料に生まれ変わるとのことだ。これにより、将来的にはサスティナブルな制服や体操服の提供も視野に入れているとしている。

また、未来を担う子どもたちに向けた衣類に係る資源循環の授業として、「回収した制服をどのように循環させるのか」等を伝え、子どもたちが主体的に考える学びの機会提供も行うのことだ。

11月15日に実施された合同記者会見の様子

今後もJEPLANグループは、国内外のパートナーとの連携を進め、サーキュラーエコノミーの牽引に努めていくとしている。