ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリーは、「転職」と「副業」をテーマに調査を実施し、その結果を公表した。
■転職に関する調査
求職者1,411人に現在転職を検討しているか聞いたところ、57%の人が検討していると回答した。
これまでの転職の回数としては、「1回」と回答する人が23%で最多。また、80%の人が一度は転職を経験したことがある一方で、2割は転職未経験という結果となった。
次に、転職回数を「1回」以上と回答した転職経験がある人1,135人に、直近の転職理由を聞いたところ「働き方に関する意識の変化」が39%とトップになった。
■副業に関する調査
求職者1,411人に、現在副業を行っているか聞いたところ、32%の人が行っていると回答。また、半数以上の人が現在は副業を行っていないものの、興味はあると回答した。
次に、前々回(2021年10月実施)と前回(2022年8月実施)、そして今回の調査結果において、副業意欲に関する回答の割合を比較すると「現在行っている」の回答者は、37%、31%、32%とほぼ横ばいの結果となった。
一方で、「やりたくない」と回答した人は、3%、5%、10%と増加傾向に。新型コロナウイルス感染症が5月に5類感染症に移行し、リモートワークから出社回帰になったことで、時間の確保が難しくなってしまったことが要因だと伺えるとのことだ。
次に採用担当者186人に「現在、副業を容認しているか」聞いたところ、74%の企業が容認していると回答した。
【調査概要】
調査名:転職と副業に関する調査
対象:Wantedly利用者(求職者、採用担当者)
期間:2023年8月28日〜9月8日
人数:1,597人(うち求職者1,411人、採用担当者186人)
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査機関:ウォンテッドリー
<参考>
ウォンテッドリー『転職と副業に関する調査結果(2023)』