「ブラックフライデー」の認知度上昇 半数以上がセールの活用意向あり 販促施策を決定している企業は昨年比で約1割増加に

チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」を運営するロコガイドは、「トクバイ」ユーザー1,768名、ならびに全国のスーパーマーケットをはじめとする「トクバイ」導入企業109社を対象に、「ブラックフライデー」に関する調査を実施し、結果を公表した。

■「ブラックフライデー」のセールやイベントの施策が決定している企業が昨年より約1割増加

「トクバイ」の導入企業109社に2023年の「ブラックフライデー」期間において、セールやイベントなどの販促施策を実施する予定があるかたずねたところ、「実施する。(施策の)詳細も決まっている」との回答が26.6%に上り、2022年と比較して約1割増加したという。

セールやイベントなどの販促施策を実施する予定があるか/2023年・2022年比較

また、販促施策を「実施する」と回答した企業に、昨年よりも規模を拡大する予定か聞いたところ、「拡大する」26.3%、「昨年同様」60.5%と、合わせて8割以上の企業が昨年と同等かそれ以上の規模のセールやイベントを計画していることがわかった。

昨年よりも規模を拡大するか

■「トクバイ」ユーザーの認知度は9割以上、半数以上が「ブラックフライデー」のセールを活用して買い物をしたいと回答

「トクバイ」ユーザーに「ブラックフライデー」について知っているかたずねたところ、「知っている」44.5%、「名前は聞いたことがある」51.8%と、9割以上が「ブラックフライデー」を認知している結果に。

また、2023年「ブラックフライデー」のセールで買い物をしたいかを聞いたところ、半数以上が「買い物をしたい」と回答した。

【左】ブラックフライデー認知度【右】ブラックフライデー」のセールで買い物をしたいか

■買い物をしたい場所1位は「スーパーマーケット」、約8割が「食料品・飲料品」を購入したい

2023年の「ブラックフライデー」のセールで「買い物をしたい」と回答した人に、買い物をしたい場所をたずねたところ、第1位が「スーパーマーケット」で69.9%となった。

購入したい商品やサービスについては、「食料品・飲料品」が約8割で最多となり、次いで「日用品」60.7%、「衣料品」53.2%が続いている。

購入したい商品やサービスの理由をたずねたところ、「少しでも安く、おトクに買いたい」が最も多く、「まとめ買いをしたい」「普段買えないものを買いたい」という意見もみられた。

【左】買い物をしたい場所【右】購入したい商品やサービスの理由

■「ブラックフライデー」に関する疑問・要望は「セールなどの情報が入手しづらい」「もっと色々な店舗で実施して欲しい」の声

2023年の「ブラックフライデー」のセールで「買い物をしたい」と回答した人に「ブラックフライデー」に関する疑問、要望についてたずねたところ、「セールなどの情報が入手しづらい」という意見が最も多く、次いで「色々な店舗でセールを実施してほしい」が続く。

セール情報が入手できない、あるいは身近な店舗でセールが実施されていないなど、購買意欲はあるものの「ブラックフライデー」のセールを十分に活用できず、思うように買い物ができないという悩みが伺える結果となった。

「ブラックフライデー」に関する疑問・要望

【調査概要】
調査テーマ:「ブラックフライデー」に関するアンケート調査
(1)企業調査(2023年)
調査エリア:全国、調査対象者:「トクバイ」導入企業、サンプル数:109社
調査期間:2023年10月6日〜2023年10月20日、調査方法:インターネットによる調査

(2)企業調査(2022年)
調査エリア:全国、調査対象者:「トクバイ」導入企業、サンプル数:136社
調査期間:2022年10月7日〜2022年10月21日、調査方法:インターネットによる調査

(3)「トクバイ」ユーザー調査(2023年)
調査エリア:全国、調査対象者:「トクバイ」ユーザー、サンプル数:1,768名
調査期間:2023年10月6日〜2023年10月21日、調査方法:インターネットによる調査

<参考>
ロコガイド・トクバイ『「ブラックフライデー」に関する調査

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