タクシーアプリ「GO」を運営するGOは、訪日外客向けサービスを本格的に開始した。

タクシーアプリ「GO」、訪日外客の利用対応を本格化

これまで「GO」は、韓国「Kakao T」や東南アジア「Grab」、中国「Alipay」などの海外アプリと連携し、訪日外客が日本国内でタクシーを呼び出せるサービスを提供してきたという。しかし、海外発行の携帯電話番号によるユーザー登録には対応しておらず、海外から「GO」をダウンロードしても、一部の機能が利用できなかった。

今回のサービス開始により、海外発行の携帯電話番号によるユーザー登録が可能となり、アプリ内英語表記や海外発行のクレジットカードの登録にも対応。

これにより、訪日外客は、日本国内でタクシーをすぐに呼ぶだけでなく、「AI予約」やスライドドア車両指定などこだわり条件での注文、流しでの乗車時の「GO Pay」利用など、すべての機能を利用できるようになったとのことだ。

また、利用端末の言語設定を日本語以外に設定しているユーザーの場合は、乗務員との待ち合わせ時の名前確認が自動的に待ち合わせ番号確認となるため、言語に自信のないユーザー・乗務員もスムーズに乗車することができるようになるとしている。