世界最大級のマッチングアプリ『Tinder』は、11月2日に実施したトークイベント「Let’s Talk 愛は他人と。」内にて、Tinderユーザーの友人が、そのユーザーと相性が良いと思う相手をレコメンドできる機能「Tinder Matchmaker」を発表した。
同機能は、Tinderユーザーが自分の知り合いを「恋のキューピット(マッチメーカー)」に指名し、自分のマッチング候補を選んでもらうことができるというもの。マッチメーカーとなった人は、ユーザーのTinderにログインし、マッチ候補者を閲覧することが可能になる。
また、推薦されたマッチング候補者はアプリ上に表示されるため、Tinderユーザーは「知り合いが自分にどんな人を推薦してくれたのか」を見ることで、相手選びの参考にできるという。
ただし、マッチメーカーはLIKEorNOPEを選択するだけで、ユーザーに無断でマッチ候補者にメッセージを送ることはできないため、現実世界と同じように、最終的に誰に「LIKE」を送るのかを決めるのはユーザー自身としている。
【Tinder Matchmakerの仕組み】
- Tinder Matchmakerは、プロフィールから直接、またはアプリ設定から起動することが可能。
- ユーザーは、24時間以内に最大15人の友人と独自のリンクを共有することが可能。リンクを共有された人は、そのリンクをクリックすることで、「マッチメーカー(マッチ相手を判断する相談役)」としてTinderにログイン、またはゲストとしてマッチ相手を閲覧することができる。
- マッチメーカーは、起動してから24時間、『恋のキューピッド役』を務めることが可能。マッチメーカーはTinderユーザーにマッチ候補者を推薦することはできるが、友人の代わりになってチャットをしたりメッセージを送ったりすることはできない。
- 機能が終了すると、Tinderユーザーはマッチメーカーが「LIKE」してくれたプロフィールを確認することができる。マッチメーカーから「LIKE」をもらったプロフィールは「推薦」と表示され、友人が誰を推薦しているのかがわかるようになる。