ノルウェーのAndøya Spaceportが開港。ドイツ発スタートアップIsar Aerospaceがロケットの打ち上げ試験を実施へ【宇宙ビジネスニュース】

11月2日、ノルウェー・ベステローデン諸島の最北端に位置するアンドーヤ島の「Andøya Spaceport（アンドーヤ・スペースポート）」が開港しました。Andøya Spaceportを運営するのは、1960年に設立された宇宙企業Andøya Spaceグループです。

ドイツのロケットベンチャーIsar AerospaceとRocket Factory AugsburgがAndøya Spaceportからの打ち上げを計画しています。

Andøya Spaceは、最初の発射台をIsar Aerospaceの仕様に合わせて建設し、Isar Aerospaceは設備を独占的に利用できることを説明しています。

Isar Aerospaceは、地球低軌道（LEO）に1,000kg、太陽同期軌道（SSO）に700kgのペイロードを輸送できるロケット「Spectrum」を開発しており、すでにAirbus Defence and Spaceをはじめとする企業から打ち上げ契約を獲得しています。Spectrumの開発は、最初の試験飛行に向けた最終段階にあるといいます。

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参考

Andøya Spaceport officially opened

Andøya Spaceport, future launch site of Isar Aerospace, opened in official ceremony with Crown Prince Haakon of Norway