マッチングアプリで会えた人の約8割が自分から「いいね」を送っている 顔写真の公開や結婚願望がある方がマッチング後に対面できる傾向が高い結果に

ナイルが運営する恋愛・婚活メディア「出会いコンパス」にて、マッチングアプリで相手とマッチしたことがある20~40代の男女656人を対象に、その後実際に対面したかどうかに関するアンケート調査を実施し、その結果を公表した。

■マッチした相手と対面できた人は「相手と会う意思があること」を記載、会えなかった人と2倍以上の差

事前調査で、マッチングアプリで気になる相手とマッチングしたことがあると回答した656人に、プロフィールで公開した情報を聞いたところ、相手と対面できた人の方が、対面できなかった人よりも公開している情報が多いことが分かった。

差分が大きかった上位5項目は「身長」「職業」「年収」「アプリ登録理由」「相手と対面する意思表示」で、マッチした相手と対面できた人の方が、対面できなかった人を10pt近く上回る結果に。特にマッチした相手と対面する意思表示は、対面できた人が17.3%に対し、対面できなかった人は7.5%で2倍以上の差があった。

基本的な情報に加え、マッチングした相手と会う気持ちがあることをプロフィール上で公開しておくことでマッチング後の行動が想像しやすく、相手と対面できる可能性が高まると考えられる。

プロフィールで公開した情報

■マッチした相手と対面できた人の約8割が自分から「いいね」を送っている

アプリ上で気になる人を見つけた際、自分から積極的にいいねを押したかどうかを質問した結果、押したと回答した人は対面できた人が75.2%、対面できなかった人は40.9%だった。

マッチングアプリで相手と会うに至らなかった人は、会えた人と比較して「いいね」を自分から送った割合が約半分となっており、マッチングアプリ内で気になる人を見つけた際に受け身の状態だと、相手と対面する可能性は低くなることが伺える。

アプリ上で気になる人を見つけた際、自分から積極的にいいねを押したかどうか

■相手に「共通の話題」を求める割合は、会えなかった人の方が1.4倍多い

続いて、マッチングアプリで対面する相手に求める条件を聞いてみると、対面できた人・できなかった人ともに、TOP3は「顔写真を公開している」「基本情報を公開している」「サービス登録時に本人確認済」だった。

マッチングアプリを通じて知り合った中から、対面する相手として問題ないかを判断するうえで信頼できる情報がより多い人を重視していることが伺える。

対面できた人の方が回答割合が高かった項目を見てみると、上位3つは「顔写真を公開している」「プライベートな会話ができる」「結婚願望がある」という結果に。

会う前にお互いを知るためのやりとりができる人や結婚を前提に交際相手を探している人の方が、交際に発展する可能性がある相手として会う機会を得やすいことが分かる。

一方、対面できなかった人の方が大きく上回った項目は「共通の話題がある」で34.3%と対面できた人の約1.4倍だった。

自分との共通の話題があるという条件で絞り込んでしまうと、相手の数が少なくなってしまうためマッチングしたが会えずに終わってしまう可能性が高いことが伺える。

マッチングアプリで対面する相手に求める条件

■初デートに「自分から誘った」割合は、対面できた人の方が2倍以上多い

初デートの約束を自分から提案したかどうかを聞いてみた結果、自分から誘った割合は対面できた人が43.6%、対面できなかった人は20.9%だった。「いいね」を送った割合と同様、マッチングした相手と会えた人の方が積極的に行動していることが分かる。

また、対面できなかった人の回答を見てみると、最も高かったのは「どちらからも提案しなかった」で30.3%と「自分から誘った」「相手から誘われた」を上回っていた。

相手から誘われるのを待つ受け身の状態では、せっかくマッチングしても対面できる可能性が下がってしまい、進展しないまま終わってしまう傾向にあることが伺える。

初デートの約束を自分から提案したかどうか

■対面できた人の約9割がマッチング1ヶ月以内に初デートの約束をしたと回答

マッチングした相手と初めて会う約束をしたタイミングを聞いたところ、対面できた人は「1週間以内」が31.9%で最も多く、次いで「2週間以内」が25.1%で、半数以上がマッチングしてから2週間以内に相手と会う約束をしていることが分かった。

一方、対面できなかった人の結果を見てみると、「1週間以内」と「2週間以内」をあわせると33.8%だった。知り合った直後、お互いの気持ちが冷めないうちに、初デートの約束をすることが実際に会うためには重要であることが伺える。

マッチングした相手と初めて会う約束をしたタイミング

【調査概要】
調査対象:マッチングアプリで相手とマッチしたことがある20代~40代の男女656人
調査機関:ジャストシステム
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年10月16日~2023年10月23日
有効回答数:656人
性別
男性:323人
女性:333人
年齢
20~29歳:211人
30~39歳:224人
40~49歳:221人
※アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しているので、合計が100%にならない場合がある。

<参考>ナイル『【マッチングしたのに会えない人必見】経験者656人に調査、初デートに繋がるテクニックとは?(出会いコンパス調べ)

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