自分の「妊孕力」に不安を感じる女性は約半数 一方、卵巣にどれほど卵子が残っているか測る「AMH」の認知度は3.8%と低め

オンラインピル診療サービス「mederi Pill(メデリピル)」を展開するmederiは、25~35歳のメデリピルユーザー370名へ、妊孕力・AMHに関する意識調査を実施し、結果を公表した。

妊孕力・AMHに関する意識調査

■調査結果

まず、「自分の妊孕力(妊娠する力のこと)について不安を感じたことはあるか?」という項目では、「感じる時がある」が41.6%、「常に不安を感じている」が6.5%となり、不安を感じたことがある人は合わせて約48%と半数近くを占めた。

自分の妊孕力(妊娠する力のこと)について不安を感じたことはあるか

妊孕力を意識した年齢に関しては、1位は「20代後半」で41.6%、2位は「20代前半」で35.9%と、20代が上位に。

妊孕力を意識した年齢

「自分の妊孕力を知りたいと思うか?」という項目では、「できたら知りたい」が61.6%、「非常に知りたい」が21.6%と、「知りたい」という回答が合わせて8割以上占めるなど、多くの女性が自身の妊孕力に関心を持っていることがわかった。

また、知りたいと思わない理由としては、「妊娠したくない、子供を産むつもりがない」「パートナーと話し合って子供をもたないという選択をしたため」など、自身の意思で妊娠を望まないという選択をしたという回答が多く見られたとのことだ。

自分の妊孕力を知りたいと思うか

卵子は年齢とともに減少し、生理が終わる閉経時にはゼロに近づいてしまうが、自身の卵巣内にどれぐらい卵子の数が残っているかを測る指標になる「AMH(アンチミューラリアンホルモン)」については、「知っている」が3.8%で認知度は4%に満たない低い結果に。

「AMH(アンチミューラリアンホルモン)」についてか知っているか

「AMH検査を受けてみたいと思うか?」という項目では、「興味はあるが検討する」が66.2%と大多数を占め、AMHに関する情報不足が検査受診に影響を与えていると同社は推察。

AMH検査を受けてみたいと思うか

同社は調査の結果から、20代前半から「AMH」に関する正しい知識や検査方法を知っておくことで、自身の妊孕力を早めに把握することができ、結果的に妊娠・出産に対する不安の解消や将来のライフプランの実現に繋がると考察している。

【調査概要】
調査テーマ:妊孕力・AMHに関する意識調査
対象人数:N=370人
調査対象:25~35歳のメデリピルユーザー
調査期間:2023年10月24日~10月26日
調査方法:アンケートフォームを用いたインターネット調査

mederi調べ『妊孕力・AMHに関する意識調査

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