大和ハウスグループの大和ライフネクストは、福島県双葉町と中野地区復興産業拠点における企業立地協定を締結したことを発表した。
同協定の締結により大和ライフネクストは、東日本大震災・原子力災害伝承館や福島県復興祈念公園(今後整備予定)に隣接する同拠点において、インバウンドを含む観光客の受け入れから教育機関・企業など各種団体の研修旅行、さらには国際会議の誘致までを可能とする新たなカンファレンスホテルを開業するという。
カンファレンスホテルの開業で、地域経済の活性化へ寄与することを目指すとのことだ。
■同事業の狙い
(1)東日本大震災・原子力災害伝承館、福島県復興祈念公園とその他の周辺施設における交流人口の増加に寄与する
(2)地域最大級(400㎡超)のカンファレンスを併設し、国際会議の誘致につなげる
(3)福島国際研究教育機構(F-REI)に関連する学術会議やフィールドワーク等での来訪に対応する
(4)東北の食材や地元の素材を採用し、地域産業の活性化に貢献する
■施設概要(予定)
立地:福島県双葉町中野地区復興産業拠点内
敷地面積:約2.3ヘクタール
建物延床:約6,000㎡
階数:5階建て
客室数:100室
カンファレンス:4ルーム(最大約400㎡)
その他施設:レストラン、ショップ、スパ、ラウンジ、ライブラリー等
開業:2025年度開業予定
地元雇用者数:30名以上