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東急不動産は、箱根登山鉄道「箱根湯本」駅から車で約20分の立地に、ホテル「nol hakone myojindai(ノル ハコネ ミョウジンダイ)」を2024年5月に開業することを発表した。
なお、運営は東急リゾーツ&ステイが行い、予約受付は11月1日より開始するとのことだ。
同ホテルは、同社が1993年に開発した会員制ホテル「東急ハーヴェストクラブ箱根明神平」を改装し、同社ホテルブランド「nol」として、リブランドオープンするリゾート施設。観光地箱根の中でも閑静な宮城野エリアの別荘地内に所在する。
また、同ホテルは京都市中心街で営業中の「nol kyoto sanjo」に続き「nol(ノル)」ブランドとしては2店舗目の展開。
「nol」のコンセプトは、「Naturally(自分らしく、自然体で)」「Ordinarily(普段通り、暮らすように過ごし)」「Locally(その土地の日常に触れる)」で、同ホテルでも「箱根ウェルネス」をテーマに自分をととのえるホテルを目指すという。
首都圏からアクセスがよく、インバウンドを含めて人気のある箱根エリアに本ホテルを開業することで、幅広いニーズに応え、世界中から注目される観光地として成長を続ける箱根エリアにて特徴的な滞在価値を提供していくとのことだ。
■自然の中にいるようなロビーラウンジ
同ホテルは、前身である「東急ハーヴェストクラブ箱根明神平」が会員制ホテルとして満期を迎えるとともに改装を実施し、解放感あるエントランスロビーはそのままに、素朴で優しい風合いで設えたデザイン空間にリニューアルしたという。
■健康を意識したレストラン
地元食材を中心に使用した健康志向のイタリアンレストラン。利用者の心と身体を整えるをコンセプトに地元野菜を多用したシェフ自慢のスペシャリテを提供するとのことだ。
■自家源泉の露天風呂付大浴場と温泉をつかった屋内サーマルプール
自家源泉・箱根十七湯のひとつである宮城野温泉を引湯した露天風呂付温泉大浴場とサーマルプールを用意。温泉をつかった温かいサーマルプールは昼と夜で異なるシーンを演出するという。各種サウナとプールから繋がるウッドデッキでは、自然を感じることができるとのことだ。
■温泉露天風呂付客室やペット対応部屋等、多様なニーズを捉えたルームミックス
ロビーから東西に伸びた客室棟では、1階には信楽焼の温泉露天風呂付客室、2階には2名の利用に適した客室から4名まで宿泊可能な客室、さらにペットと共に宿泊可能な客室の全6タイプ・39室の客室を用意。
客室デザインは、落ち着いた木目とベージュトーンのカラースキームの中に、柔らかな曲線形状壁やアートがアクセントとなっているという。
■施設概要
名称:nol hakone myojindai
所在地:神奈川県足柄郡箱根町宮城野1488番
アクセス:箱根登山鉄道「箱根湯本」駅より車で約20分
客室数:39室
付帯施設:ロビーラウンジ・ショップ・レストラン・温泉大浴場・サーマルプール
構造規模:鉄筋コンクリート造/地上2階地下1階
延床面積:3,982平方メートル(1,204坪)
改修デザイン:日建スペースデザイン
改修施工:東急Re・デザイン/石勝エクステリア
開業予定日:2024年5月
予約開始日:11月1日