UCCコーヒープロフェッショナル、カップ口径を統一した「エンボスカップ」発売へ　蓋を一本化してプラ削減などに貢献

UCCコーヒープロフェッショナルは、飲食店のプラスチック削減に対応するだけでなく、カップ口径を統一しリッド（蓋）を共通で使用可能にしたオリジナル紙カップ「お店のためのエンボスカップ（紙製）」を、S・M・Lの3つのサイズ展開で10月30日より発売すると発表した。

UCCコーヒープロフェッショナルは、業務用サービス事業の中で目指すサステナビリティへの取り組みの1つとして、使い捨てプラスチックの削減に取り組んでいるという。

同社が飲食に携わる約10万軒の顧客に対して取り扱う資材のうち、バージンプラスチックの年間取扱量は約378トンにものぼり、その92%を占める約348トンがカップ・リッド・ストロー類となっている。

同社はこの3カテゴリーを重点取組対象として、プラスチック製の同社オリジナルブランド製品全10品（約171トン相当）の製造を2023年中に終了することを決定。（ストローはすでに終売を案内済）

そして今回、断熱性・耐久性に優れたダブルウォールのエンボスカップの口径を統一した「お店のためのエンボスカップ（紙製）」を発売。

同製品は、飲食店のプラスチック削減をかなえるだけでなく、ストローなしで直接飲める共通の対応リッド（紙製）とセットで使用することで、ストローやスリーブの使用も含めた取扱アイテム数の削減、それに伴う保管スペースの縮小、サイズの異なるリッドの発注ミス削減などにも貢献するとのことだ。

【製品概要】

■製品名：
お店のためのエンボスカップ（紙製）S-260／M-340／L-420（紙製共通リッドあり）
■規格：
50個×20入×1梱包
■発売日：
2023年10月30日
■販売チャネル：
UCCコーヒープロフェッショナルをはじめとするUCCグループの業務用事業会社を通じて全国の飲食店・ホテル・オフィス・レジャー施設などへ販売、UCCグループの業務用食材ECサイト「フーヅフリッジ」にて販売