ライボの調査機関「Job総研」は、日本経済新聞社と連携し「2023年 日本人の休み方実態調査」を実施し、その結果を公表した。
【休暇取得の自由度】
回答者全体の529人に職場での休暇取得の自由度を聞くと「とても自由に取れる」が22.1%、「自由に取れる」が28.2%、「どちらかと言えば自由に取れる」が34.2%で、これらを合算した84.5%の人が”自由に取れる派”の回答をした。
また、連休の取得有無については「とても取れている」が10.8%、「取れている」が27.4%、「どちらかといえば取れている」が31.5%で、これらを合算した69.7%が”取れている派”の回答をした。なお、30.3%の人は連休が取れていないという結果に。
【合わせる休暇取得】
回答者全体の529人に休暇取得のタイミングを周りに合わせるかを聞くと、「合わせる」という回答が40.6%で最多回答になり、次いで「合わせない」が31.8%、「どちらでもない」が27.6%だった。
また、休暇取得のタイミングを”合わせる”と回答した215人に合わせる相手を聞くと、「同僚」が52.6%で最多回答になり、次いで「上司」が48.8%、「先輩」が38.8%、「部下」が22.3%、「後輩」が13.5%と続いた。
【理想の連休日数と使い道】
回答者全体の529人に理想の連休日数を聞くと、平均では「9.5日間」、中央値は「7日間」、最頻値は「10日間」だった。また連休の使い道では、「旅行」が72.8%で最多回答になり、次いで「帰省」が51.4%、「趣味」が47.1%、「買い物」が28.8%、「勉強」が23.5%という結果になった。
【休むことへの罪悪感】
回答者全体の529人に休むことに対する罪悪感の有無を聞くと、「とてもある」という回答が3.2%、「ある」という回答が8.3%、「どちらかといえばある」という回答が26.8%でこれらを合算した38.3%が”ある派”の回答をした。
また、休むことへの罪悪感が”ある派”の回答を年代別で聞くと、「20代」が44.3%で最多回答になり、次いで「50代」が38.6%、「30代」が35.8%、「40代」が32.8%という結果になった。
【罪悪感の理由と場面】
休むことへの罪悪感が”ある派”を回答した203人にその理由を聞くと、「同僚に迷惑をかけるから」が51.2%で最多回答になり、次いで「同僚が働いているから」が37.4%、「上司に迷惑をかけるから」が31.0%、「上司が働いているから」が29.1%、「顧客に迷惑をかけるから」が19.7%と続いた。
また、休みづらい場面を聞くと、「繁忙期」が65.0%で最多回答になり、次いで「仕事が溜まっている時」が58.6%、「自分以外に担当できない業務がある時」が48.8%、「自分以外が休暇を取得している時」が38.4%、「病欠の人が出た時」が32.5%という回答結果になった。
【調査概要】
調査対象者：現在職を持つすべての社会人
JobQ Town（ジョブキュータウン）登録者
調査条件：全国 / 男女 / 20～50代
調査期間：2023年8月24日～8月26日
有効回答数：529人（男性6 / 女性4）
調査方法：インターネット調査
＜参考＞Job総研『日本経済新聞×Job総研『2023年 日本人の休み方実態調査』を実施 4割が”休むことに罪悪感” 20代に顕著 同僚に合わせて取得』