ナイルが運営するスマートフォンユーザー向けアプリ情報メディア「Appliv」は、ポイ活に関するアンケート調査を実施し、その結果を公表した。
■ポイ活をする理由は「生活費を節約するため」が最多
事前調査で、現在ポイ活をしていると回答した671人に、ポイ活をする理由を尋ねると、最も多いのは「生活費を節約するため」という回答で409人、次いで「趣味や嗜好品を安く購入するため」と回答した人が333人、「ポイント収集自体が楽しいため」と回答した人が260人という結果だった。
生活費の節約や趣味のためという回答が多いことから、日々の生活の中でポイ活に取り組んでいる人が多いことが伺える。
■最も意識して貯めているポイント1位は「楽天ポイント」、続いて「PayPayポイント」
最も意識して貯めているポイントを調べた結果、「楽天ポイント」が35.2%と最も多く、次いで「PayPayポイント」が15.2%、「dポイント」が12.2%と通信会社系の共通ポイントが上位にランクインする結果となった。
共通ポイントは、コンビニ・スーパー・飲食店・ドラッグストア等、生活に密着した幅広い範囲で利用することが可能である。そのため、特定の店舗のみでしか貯めることのできないポイントとは異なり、企業や業種を超えて、様々な店舗で利用できることが重要視される傾向にあることがわかった。
■普段行っているポイ活TOP3、「貯まる店舗を選ぶ」「貯まるサイトを選ぶ」「アンケートに回答」
普段から行っているポイ活について尋ねたところ、「ポイント対象店舗を選ぶ」と回答した人が339人と最も多く、次いで324人が「ポイント対象サイトを選ぶ」、308人が「アンケートに回答する」と回答。
外食の際や生活用品を購入する際など、オンライン・オフライン問わずポイント付与対象かどうかを事前に確認し、普段の生活の中でポイントを貯めている人が多いことが判明した。
また、「レシートの活用」と回答した人が全体の13%程度いた。その他、「アンケートへの回答」や「ポイントサイトの利用」など、ポイントを貯めるために行動している人も多く、すきま時間を有効活用しながらポイ活に取り組んでいることがわかった。
■ポイ活をしている人の約7割が節約に繋がっている実感あり
ポイ活が節約に繋がっているか聞いてみると、「実感あり」という回答が65.9%、「実感なし」という回答が11.3%と約3人に2人がポイ活をすることで節約できたと実感していることが分かった。
■ポイ活による年間貯蓄額、約4割が1万円以上
最も意識して貯めているポイントに対し、年間どのくらいのポイントが貯まったか、現金に換算した金額を調査したところ、最も多いのは「1万円以上5万円未満」で28.0%、次いで「5,000円以上1万円未満」が26.7%、「5,000円未満」が19.5%だった。約4割の人が、最低でも年間1万円分以上ポイントを貯めたと回答していることが分かった。
また、「5万円分以上10万円未満」と「10万円以上」という回答を合わせると、年間5万円以上ポイントを貯めた人は11.9%となっており、人によってポイ活は単なる節約術ではなく、収入の一部になりつつあると考えられる。
【調査概要】
調査対象:ポイ活をしている全国の10~60代の男女671人
調査機関:ジャストシステム
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年10月13日~2023年10月16日
有効回答数:671人
性別
男性:335人
女性:336人
年齢
15~19歳:111人
20~29歳:112人
30~39歳:112人
40~49歳:112人
50~59歳:112人
60~69歳:112人
※同アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。
<参考>Appliv『ポイ活する人の約7割が節約に繋がっている実感あり、年間貯蓄額10万円以上も(Appliv調べ)』