熊本中央病院で「WHILL自動運転サービス」を11月6日より導入 全ての患者が移動しやすい院内環境を実現

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熊本中央病院とWHILLは、熊本中央病院において11月6日より「WHILL自動運転サービス」が導入されると発表した。なお、同サービスの導入は九州地方において初めてだという。

熊本中央病院でWHILL自動運転サービスを11月16日より導入

同サービスでは、自動運転パーソナルモビリティ(一人用の乗り物)を使ってタッチパネル操作で目的地まで移動することが可能であるという。

病院内で手動車椅子を借りる人、⻑距離歩行や足腰に不安のある人などを含め外来を受診する患者に対して、誰もが利用できる移動サービスを提供することで、院内の快適な移動環境を整えるとしている。

また、自動運転によりサポートや介助を必要とせずに自力で目的地まで移動することで、手動車椅子で移動サポートや道案内をするといった病院スタッフの負担も軽減できるとのことだ。

熊本中央病院とWHILLは今後も、WHILL自動運転サービスへの新機能追加などを進めながら、患者や病院スタッフに対し「移動」という観点から快適な院内環境の整備に向けて連携していくとしている。

■WHILL自動運転サービス 概要

運用開始日:11月6日
運用時間:10:00〜15:00
導入台数:2台
導入エリア:2F 一部エリア
ステーション場所(乗り場):再来受付機付近、受付2付近
サービス内容:WHILLステーションから特定の場所までを自動運転にて案内。降車後は、無人運転により元の場所まで返却。
利用対象者:熊本中央病院に来院する外来受診の患者やその家族など

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