出光興産とFOMM、バッテリー交換式EV事業の協業検討を開始 SSネットワークを活用した新サービスへ

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出光興産は、FOMMとの間で、サービスステーション(以下、SS)のネットワークを活用したEV関連事業の推進を目的とした協業の検討に関する覚書を締結したと発表した。

同覚書の基に、両社はEVのメンテナンスや軽自動車向けEVコンバージョンサービス体制の構築を検討するとのことだ。

今後の協業イメージ

FOMMは小型EVの企画・開発を手掛けるモビリティ・メーカー。軽自動車規格の4人乗り小型EV「FOMM ONE」は、2019年からタイでの販売を開始し、2021年からは日本でも販売を開始している。

今後の協業の検討内容としては、以下の4点が挙げられている。

  1. 「FOMM ONE」のメンテナンスやアフターサービス提供、及び出光興産のSSネットワークの活用
  2. FOMMのバッテリー交換式コンバージョンEV事業に関する販売や改造業務、アフターサービスの提供、及びSSネットワークの活用
  3. FOMMのバッテリー交換ステーション事業の展開に関する検討
  4. FOMMが将来的に量産を計画する新型車両の展開における連携の可能性

出光興産は、バッテリー交換式EVに関する技術と知見を持つFOMMとの協力を通じて、EV関連のサービスとネットワークの拡充を目指すとしている。

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