日本人の5人に1人がインフルエンザに感染しやすい体質と判明 冬に向けた免疫・感染対策の知識は浸透している傾向に ユーグレナ調べ

ユーグレナは、2023年10月に、全国20代~60代の男女1000名を対象に、免疫対策に関するアンケート調査を実施し、結果を公表した。

■免疫対策につながる栄養素の認知は広がるも、習慣として摂取している人は少ない傾向に

全国的にインフルエンザの流行時期が例年より早まっており、今年は特に新型コロナウイルスの感染拡大、インフルエンザとの同時流行も懸念されている。

ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストが展開する「遺伝子解析サービス」によると、日本人の5人に1人がインフルエンザに感染しやすい体質だということも判明しているという。

マスクの着用、手洗い、うがいなどの基本的な対策はもちろん不可欠だが、感染症にかかりにくい状況になるよう整えるための免疫対策への積極的な取り組みも必要だとし、今回同社は、免疫対策に関するアンケート調査を実施。

調査の結果、上位には「手洗いうがいをする」(669人)、「マスクをする」(542人)、「睡眠を十分に摂る」(405人)、「バランスの良い食生活」(312人)と続き、基本的な感染症対策・免疫対策についての知識が多くの人に浸透していることがわかった。

冬に向けた免疫対策として習慣にしているもの

また、免疫対策として摂取している栄養素に着目すると、「乳酸菌を摂る」(215人)、「ビタミンを摂る」(171人)、「食物繊維を摂る」(154人)、「たんぱく質を摂る」(145人)、「抗酸化物質を摂る」(54人)と続いたという。

この結果から、免疫対策につながる栄養素の認知も徐々に拡がっていることがうかがえたが、習慣として摂取している人はまだ少ないと同社は考察。

同社は、免疫機能を正常に働かせる効果が判明している成分はいくつかあり、また、免疫細胞は腸の中に多数存在しているため、腸内環境を整えることも考慮することが大切だと指摘している。

腸内環境を整えるために有効な食物繊維や乳酸菌、免疫細胞の働き自体を調整してくれるビタミンやミネラルのほかに、免疫力の向上をサポートする成分として、タウリン、たんぱく質、ポリフェノールなども有効とのことだ。

【調査概要】
調査期間:2023年10月
N=1000人(全国20代~60代の男女)複数回答
調査方法:インターネット調査

<参考>
ユーグレナ『免疫対策に関するアンケート調査

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