トータルメディア開発研究所と野村卓也事務所は、うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」の中核機能施設である「JAM BASE」の主要施設としてうめきた公園内に開業する「(仮称)ネクストイノベーションミュージアム」の正式名称を「VS.(ヴイエス)」に決定したことを発表した。
「VS.」は、グラングリーン大阪における中核機能施設「JAM BASE」の主要施設として、設計・監理を日建設計、設計監修を安藤忠雄建築研究所が手がけるうめきた公園の中のシンボリックな施設だという。
施設の大部分が地下に配置され、合計約1,400平方メートルの多彩な展示空間(スタジオ)が存在。
特に地上にまで突き抜けて存在するスタジオAは天井高15メートルで、没入感のある映像体験やパフォーマンス、大型の作品などを展示することが可能だとしている。
また、各スタジオをつなぐホワイエでは展示やイベントのほか、利用者が交流できる機会の提供も予定しているという。
1階にはFIDIAが運営するカフェを併設。周囲に広がる緑あふれる公園空間と調和し、トップクラスのコーヒーを提供する拠点として豊富なサービスを提供し、同施設との相乗効果を高めるとしている。
なお同施設は、トータルメディア開発研究所と野村卓也事務所による共同運営が決定しており、2024年9月の「グラングリーン大阪」先行まちびらき時に開業を予定しているとのことだ。