リサイクルプラスチック、バイオマスプラスチック、バイオプラスチック等を活用可能なペレット式大型3D付加製造機（3Dプリンター）「EXF-12」の開発・販売を手掛けるExtraBoldは、既存株主のベンチャーキャピタルと新規株主として三井化学を引受先とする第三者割当増資により、総額およそ2.6億円の資金調達を実施したと発表した。
ExtraBoldは、「EXF-12」で培った樹脂押出に関する技術を活用し、新製品の開発を進めているという。今回調達した資金は、これらの活動のさらなる加速と拡大を図るために使用されるとのことだ。
また、三井化学との戦略的提携も実現。同提携の一環として、三井化学は最終製品として使用可能な素材開発を共同で行うため、該社の100%子会社であるアークに「EXF-12」量産機Ver2.0を設置したという。
同提携は、持続可能な製造業の未来を追求する三井化学と、ExtraBoldのビジョンが一致するもので、リサイクルプラスチックやバイオマスプラスチック、バイオプラスチックなどの環境に優しい素材の活用を中心に、新市場の創出を強力に推進していくとしている。