日産自動車は、JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー2023。一般公開日:10月28日~11月5日、場所:東京ビッグサイト)に出展するEVコンセプトカーの第四弾となる「ニッサン ハイパーパンク」を発表した。
また、同社は同ショーの一般公開に向けた期待感を高めるため、出展する「ニッサン ハイパーアーバン」「ニッサン ハイパーアドベンチャー」「ニッサンハイパーツアラー」「ニッサン ハイパーパンク」の世界観を幅広い層に訴求していくという。
まず、「クロス新宿ビジョン」にて、3D調で未来感あふれるダイナミックなEVコンセプトカー4台の映像を10月25日まで期間限定で放映。
さらに10月25日からは、「フォートナイト」内で、ゲームを通じてEVコンセプトカーの世界観を体験できる「Electrify the World」を公開するとのことだ。
「ニッサン ハイパーパンク」は、前衛的でスタイリッシュなデザインが特徴。立体的で多角形を強調したエクステリアデザインは、クルマとデジタルの融合を表現しているという。また、ひときわ目を引く色彩のボディカラーは、見る角度や光の当たり方で色の見え方が変わるとのことだ。
インテリアは、和紙や折り紙をモチーフとし、和のテイストを感じさせながらデジタルとアートが融合する室内空間を実現。例えば、車載カメラが撮影したクルマ周辺の景色の映像を、AIがオーナーの好みに応じて、漫画調の景色や様々なグラフィックパターンの景色に変換し、コックピットに映し出すことができる。
また、ヘッドレストにはバイオセンシングセンサーを内蔵し、ドライバーの健康状態などを検知。検知結果を基に、AIがドライバーの気分を解析し、気分にあわせて自動的に照明を調整したり、室内空間に統合されたスピーカーから最適な音楽を流したりすることで、コンテンツの創作意欲を高めるとのことだ。