熊野古道に2025年4月開校予定の「うつほの杜学園」、クラウドファンディングを開始 世界で活躍できる人材の育成を目指す探究型グローカル小・中一貫校

一般社団法人 うつほの杜設立準備会(以下、設立準備会)は、「うつほの杜学園(仮称)(以下、うつほの杜学園)」の学校長候補として市川顕氏(東洋大学国際部教授 兼任)を決定したと発表した。

熊野古道に2025年4月開校予定の「うつほの杜学園」、クラウドファンディングを開始

市川氏は開校時に正式に学校長に就任予定。今後は設立準備会の中心メンバーとして、教員採用やカリキュラム設計などにもアドバイスしていくという。

また、企業との初の包括連携先として、南紀白浜にあるテーマパーク「アドベンチャーワールド」を運営するアワーズと契約を締結することを発表。

さらに、10月10日より、学校設立資金調達に向けて、目標金額3,500万円のクラウドファンディングを開始したとのことだ。

これに伴い、クラウドファンディングを開始した同日に「うつほの杜学園決起会」を行い、新体制およびクラウドファンディングに関する詳細を発表。

「うつほの杜学園」について

うつほの杜学園は、地域社会と世界、自然界をつなぐ探究型グローカル教育を実践する小・中一貫校。

世界遺産・熊野古道を拠点に、子どもたちが自分軸で学びながら探究力を育み、グローバルな視野と行動力、地域社会への貢献力を身につけ、世界を舞台に活躍できる人材を育成することを目指しているという。

「うつほの杜学園」について

アワーズとの包括連携を発表

うつほの杜学園と南紀白浜にあるアドベンチャーワールドを運営するアワーズとの間で包括連携を締結。同連携は、うつほの杜学園として初めての企業との連携契約となり、今後、アワーズとは、探究型プロジェクトなどを共同で実施していく予定であるとのことだ。

みんなでつくる「世界でここだけの学び」クラウドファンディングがスタート

学校設立に必要な資金は4億円となっており、現在その資金の約65%を調達しているという。2025年4月開校を目指すには2023年11月末までにあと9,000万円の調達が必要となっている。

この残りの資金を調達するために、10月10日からクラウドファンディングを実施。同クラウドファンディングは、Makuake(マクアケ)にて実施。期間は11月29日までで、目標金額は3,500万円とのことだ。

みんなでつくる「世界でここだけの学び」クラウドファンディングがスタート

なお、クラウドファンディングのリターンとして、以下を用意している。

MakuakeプロジェクトページURL:
https://www.makuake.com/project/utsuho_no_morigakuen/

クラウドファンディング

「うつほの杜学園」開校スケジュール
2025年4月に小学校開校、2029年4月に中学校開校を目標に設立準備を進めているという。自治体や企業と一丸となり、2025年4月の開校に向けて準備を進めていくとのことだ。

開校スケジュール
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