松村寝具は、20代~60代の男女を対象に「睡眠改善」に関する調査を実施し、その結果を公表した。
■【睡眠の質】7割以上が「関心ある」と回答
睡眠の質に関する関心度合いについて聞いたところ「とても興味がある」という人が31.8%、「やや興味がある」という人が43.8%と、7割以上の人が興味があると回答。
次に、睡眠の質の改善に向けて何かしらの取り組みをしたことはあるか聞いたところ、22.0%の人が「現在している」、18.3%の人が「以前はしていたが、今はしていない」、59.7%の人が「したことはない」と回答した。睡眠の質について7割以上の人が興味はあるものの、現在改善に向けて取り組んでいる人は2割程度という結果に。
続いて、睡眠改善に向けた取り組みを「現在している」「以前はしていたが、今はしていない」と回答した人にどのような取り組みを行ったのかを聞いた。
その結果「生活リズムを整える」と回答した人が50.4%と最も多く、次いで「適度な運動をする」が45.7%、「バランスの良い食事を摂る」が33.1%と続いた。
乱れがちな生活リズムを整えるといった取り組みをしたことがある人が半数以上で、質の良い睡眠のために適度な運動をしたり、バランスの良い食事を摂ったりと、さまざまな取り組みに励んでいることが分かった。
■寝室の環境について「良い睡眠環境」である方は半数以上!睡眠しやすい環境作りとして工夫していることとは
自身の寝室の環境は良い睡眠環境になっていると思うか聞いたところ「とてもそう思う」という回答が9.1%、「ややそう思う」という回答が44.2%、「あまりそう思わない」という回答が34.9%、「まったくそう思わない」という回答が11.8%という結果に。
また、睡眠しやすい環境作りとして取り組んでいることとして以下が挙げられた。
・寝るときは電気を全て消して真っ暗にする
・ベッドは体全体にストレスなく体に合った物にしている
・快適な温度
・アロマでリラックスする
睡眠するときは部屋を暗くしたり、快適な温度を保つようにしているようだ。また、自身の体に合った寝具を使うといった人も見受けられた。
■【睡眠の質について】半数以上の方が悩みを抱えていた!その悩みとは
睡眠の質について悩みはあるか聞いたところ、半数以上が「とてもある」「ややある」と回答した。
そこで「とてもある」「ややある」と回答した人に、具体的な悩みを聞いたところ「寝ても疲れが取れない」という回答が51.1%と最も多く、次いで「日中に眠くなる」が40.3%、「寝つきが悪い」が39.6%と続いた。
半数以上の人が、寝ても疲れが取れないことに悩んでおり「日中に眠くなる」や「寝ようとしてもなかなか眠れない」といった悩みも多いことが分かった。
■9割以上が、睡眠の悩みを改善するには自身の睡眠コンディションを診断する必要があると回答
睡眠の悩みを解決するためには、まずは自身の睡眠コンディションを正しく診断することが必要だと思うか聞いたところ、9割以上が「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答した。睡眠の悩みを解決するために、現在の睡眠コンディションを正しく診断することが必要だと思う人は非常に多いようだ。
次に、睡眠について相談できるサービスがあれば利用してみたいと思うか聞いたところ、半数以上のが「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答。
自身の睡眠のコンディションを正しく診断する必要があると9割以上が回答したものの、実際にサービスを利用するかどうかというと約半数程度という結果になった。必要性は感じているものの睡眠の悩みや課題に感じていることについて、そこまで重く捉えていない傾向があるようだ。
【調査概要】
調査概要:「睡眠改善」に関する調査
調査期間:2023年9月26日~2023年9月27日
調査方法:リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
調査人数:1,003人
調査対象:調査回答時に20代~60代の男女であると回答したモニター
モニター提供元:ゼネラルリサーチ
<参考>松村寝具「【睡眠の質】半数以上の方が悩みがあると回答するも課題意識はあまり高くない傾向が判明!睡眠の悩みTOP3は『寝ても疲れが取れない』『日中に眠くなる』『寝つきが悪い』」