イオンリテールは、10月20日から10月31日までの12日間、「イオン」「イオンスタイル」約280店舗の衣料品売場に回収ボックスを設置し、衣料品の分別回収を実施すると発表した。

「イオン」「イオンスタイル」の約280店舗で、衣料品の分別回収を実施

同社は、サステナブルな循環型社会に貢献する取り組みの一環として2003年から衣料品の回収に取り組んでおり、2022年10月には約24トンを超える衣料品を回収しリサイクル・リユースを実施したという。

2023年も、2022年同様にイオンでの購入品に限らず不要な衣料品を回収することで、さらなる環境負荷低減を推進するとのことだ。

また、利用者自身が食品分別回収のように衣料でも綿100%・ポリエステル100%・その他に素材分別することで、環境に対する認識を深めて効率的な衣料回収を実現するとしている。

なお、回収された衣料品は、繊維専門商社のチクマによりリサイクルして新たな衣服へと循環させるほか、繊維原料や自動車内装材料などにも生まれ変わるとのことだ。

同社は、今後もサステナブル社会・サステナブル経営の実現に向けて、環境・社会貢献活動に積極的に取り組んでいくとしている。

【衣料品回収概要】

実施期間:10月20日~10月31日
実施店舗:「イオン」「イオンスタイル」約280店舗
回収場所:衣料品売場主要レジ付近
対象品目:トップス、ボトムス、アウターなど
※コート・ジャージ・水着・ダウン・ニット(セーター・カーディガンなど)・ベルト・肌着・着物・帯・鞄・靴・タオル・ハンカチ・皮革製品・ビニール類・ナイロン類・濡れているものは回収対象外