埼玉県庁に自治体向け生成AIサービス「ばりぐっどくん」導入 プレスリリースの作成などに活用 文書生成の労力削減に

西海クリエイティブカンパニーは、埼玉県庁に対して自治体向け生成AIサービス「ばりぐっどくん」をトライアル導入したことを発表した。

埼玉県庁に自治体向け生成AIサービス「ばりぐっどくん」導入

西海クリエイティブカンパニーが提供する「ばりぐっどくん」は、kintoneで動き、ユーザー数370万人を超えるUX。

kintoneのほかLINE WORKSなど既存環境に対応し、「ばりぐっどくん」シリーズ(文書生成、要約、文字起こし、翻訳、画像生成等)とのリンクもされているという。

埼玉県は今回、庁内業務において、文書生成(挨拶文、政策アイデア、議会答弁等)に多大な労力が発生している課題を解決するため「ばりぐっどくん」をトライアル導入し、実証実験として、プレスリリースの作成などにおける生成AIの活用を開始。

ばりぐっどくん導入により、プロンプトエンジニアリング力は不問となり、事前プロンプトを同社で作成するため、職員個別スキルを問わず、プロンプト入力の手間が削減されるという。

また、埼玉県庁が独自で持つデータを追加学習させ、埼玉県庁専用AIを提供。これにより自治体の実情に沿った回答が得られるとのことだ。

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