日本トレンドリサーチは、グーネット中古車と共同で、事前調査で「普段車を運転する」と回答した全国の60歳以下の男女531名を対象に、「PHEVとEV」についてアンケートを実施し、結果を公表した。
PHEVは、ガソリンで動くエンジンと電気モーターを必要に応じて使い分けるハイブリッド車に、電気だけで走れる距離を大幅に長くしたもの。そしてEVは、電気の力で動くモーターのみを使って走行する車で、現在、車社会ではプラグインハイブリッド車「PHEV」と電気自動車「EV」が注目を集めている。
日本トレンドリサーチとグーネット中古車による調査結果は以下の通り。
■50.1%が「PHEVやEVを購入したいと思う」
まずは、PHEVやEVを購入したいと思うか聞いたところ、半数以上となる50.1%の人が「PHEVやEVを購入したいと思う」と回答。また2.8%の人は「すでに購入して乗っている」と回答した。
さらに、「PHEVやEVを購入したいと思う」と回答した50.1%の人に、どちらをより購入したいと思うか聞いたところ、57.5%と半数以上の人が「PHEV」を購入したいと考えていることがわかった。
理由として、PHEVはガソリンで動く安心感が人気である一方、EVは維持費や環境への負担の軽さがなどが理由として挙げられたとのことだ。
■30.5%が、PHEVとEVで現在気になっている車種が「ある」
続いて、PHEVとEVで現在気になっている車種があるかを聞いたところ、30.5%の人がPHEVとEVで現在気になっている車種が「ある」と回答する結果に。
以下調査の結果寄せられた、気になっている車種名・気になっている理由を一部紹介する。
・「プリウス。外見、走り、魅力的な車種(50代・男性)」
・「トヨタのbZ4Xです。性能、品質、デザインの良さに惹かれます。(50代・男性)」
・「SAKURAとEK-XEV。電気自動車の使い方としては理にかなっている。(60代・男性)」
・「日産のサクラ。フォルムが可愛いですし、軽自動車で税金も安い。カラーも多彩です。(50代・女性)」
・「軽のEV。今後も種類が増えそうだから興味あります。(30代・男性)」
プリウスや日産サクラなどが人気を集めている印象となっている
■66.7%が「PHEVを購入して乗っている」
最後に「PHEVやEVをすでに購入して乗っている」と回答した人に、現在乗っているのはPHEVとEVどちらなのか聞いてみたところ、半数以上の66.7%が「PHEVを購入して乗っている」と回答。
車を購入した理由をとして、「PHEV」は燃費の良さとガソリン代の節約が理由として挙げられ、「EV」はガソリン価格の高騰やガソリンスタンドに行く手間を省くといった理由のほか、災害に対する意識も見られたとのことだ。
【調査概要】
調査期間:2023年9月24日~9月27日
調査機関:日本トレンドリサーチ(自社調査)
集計対象:事前調査で「普段車を運転する」と回答した全国の60歳以下の男女
有効回答:531サンプル
調査方法:インターネット調査
<参考>
日本トレンドリサーチ『PHEVとEVに関するアンケート』
(共同調査:グーネット中古車)