オリエントコーポレーション(以下、オリコ)は、教育分野における課題解決に取り組むARROWSと提携し、成年年齢引き下げに伴う消費者教育支援を目的に、高等学校授業の教材として金融教育プログラムの提供を開始すると発表した。
そこでオリコはARROWSと提携し、消費者教育支援の取組の一環として、高校生が金融を身近にとらえ将来に向けて主体的に向き合い、資金捻出の手段に関する正しい理解を促進するプログラムを制作。
同プログラムは、ARROWSが運営し全国の99%の高校が登録する先生ネットワークを基盤とした「SENSEI よのなか学」を通じて、全国の高等学校の先生に提供されるとのことだ。
■オリコの金融教育プログラムの概要
将来にわたり発生しうるライフイベントを考え、家計資産のマネジメントを自分事化することをめざしたプログラム。資金捻出の手段として、貯金以外にもローンやクレジットカードがあることを知り、その仕組みやメリット・デメリットなどを学ぶことで、“消費者信用”の正しい理解”を促進する。
(1)将来のライフイベントを考える中で、実現には資金確保と管理が必要なことを知る
(2)資金捻出には複数選択肢があること、とくに販売信用におけるローンについて学びを深める
(3)18歳になったときの自分たちに向けたチェックリストをつくり、自分事化する
なお、今回の授業で取り上げる「ローン」は、後払いで商品などを購入する販売信用に位置づけられるローンを意味している。