味の素冷凍食品は、2023年10月13日より「冷凍餃子フライパンチャレンジ」プロジェクトサイトを公開した。

「冷凍餃子フライパンチャレンジ」プロジェクト

「冷凍餃子フライパンチャレンジ」プロジェクトは、「冷凍餃子がフライパンに張り付いてしまう」というSNSへの投稿に、味の素冷凍食品が「フライパンを提供してもらい、研究・開発に活用したい」と返答したことをきっかけに立ち上がったプロジェクト。

同プロジェクトサイトでは、SNSでの呼びかけをきっかけに集まったフライパン使用実態の検証などの研究経過を報告していくという。

利用者から提供されたフライパンの3Dモデルをデジタルアーカイブとして順次公開。3Dモデルは、測定精度±10μmの高繊細な3Dスキャナにより測定されたもので、大切に使い込まれたフライパンの様子を子細に確認することが可能だとしている。

そのほか、フライパンの大きさ、厚み、重量、送付先といった情報も “フライパンの履歴書“として記載するほか、プロジェクトに連動した「note」では、フライパン検証の進捗を報告する記事を更新する予定とのことだ。

プロジェクトサイト

また、2023年10月13日の日本経済新聞朝刊(全国版)では、同プロジェクトに関連した全面広告を掲出。広告は、同社に送られたフライパンをメインカットに使用し、同社代表取締役社長の寺本氏から感謝のコメントが掲載されている。

日本経済新聞朝刊(全国版)に全面広告を掲出

味の素冷凍食品は、同プロジェクトで利用者から提供されたフライパンを分析し、調理環境の実態把握に取り組むという。

同プロジェクトを通して同社が考える最適な調理条件に多様性を持たせることで、実際に家庭で使用されているフライパンでの「ギョーザ」焼き上がりの再現性を高めることが目的となっており、一人でも多くの人に感動を届けるため、「ギョーザ」の“永久改良”に取り組むとのことだ。