アップル製品の国際的な価格比較を公開しているNukeniは、iPhone15シリーズの各国の免税価格を、38の国と地域で調査し結果を公表した。
■海外旅行者がiPhone15シリーズを最も安く買える国は日本
調査の結果、iPhone15シリーズ全13モデル中、12モデルにおいて、日本の免税価格が世界最安であることがわかった。
同社は、この日本のiPhone15シリーズの免税価格の安さは、iPhoneのついで買いを目的に、諸外国の海外旅行者が日本を旅行先として選択することを強く後押しする可能性があることを示すとしている。
安い国上位3か国の座を争ったのは主に、日本、中国、アメリカ。ただし、アメリカにはそもそも海外旅行者向けの免税制度自体がないため、価格は通常価格と同一。
ランキング上位の国で免除される税の税率を紹介すると、日本10%、中国13%、韓国約7%、タイ約7%、オーストラリア10%となっている。
なお、通貨の変換には10月3日の為替レートを適用しているとのことだ。
同調査では、すべての国の価格を現地通貨価格から日本円に変換されているが、ドルやユーロ等、他通貨に変換してもランキングの順位は同じだという。また、アメリカとカナダは購入場所によって税率が異なるため、税が最も安い場所で購入した場合と、税が最も高い場所で購入した場合の2つの価格がランキングに含まれる場合があるとしている。
免税価格ランキングの続きはNukeniウェブサイトで閲覧可能となっており、各モデルのページ内のリンクをクリックすることで、免税価格のランキングに切り替えることができるとのことだ。
【調査概要】
調査機関：同社調べ
調査対象モデル：iPhone15シリーズの全ラインナップ。計13モデル
調査対象国：アップルがオンラインで直販を行っている国。計38の国と地域。
調査方法：各国アップルウェブサイトで取得したiPhone15シリーズの発売価格と、各国の免税制度を基に免税価格を算出。
調査日：2023年10月3日