ファイントゥデイは、これから就活を控えている・就職活動中・就職活動を経験したことのある19~29歳の男性1,200名を対象に「就活と個性に関する意識調査」を実施し、その結果を公表した。

■6割の若者男性が就活中にやってしまった、社会人のあるべき姿から逆算しがちな“就活最適化個性”

同調査で、就活中に強みや個性について背伸びをした、または事実を誇張した経験があるか聞いたところ、「よくあった」・「あった」・「たまにあった」と回答した人を合わせると64.1%と6割以上に上った。

そのうち、30.9%が「内定をもらえそうな個性や強みを設定して回答した」、26.4%が「社会人のあるべき姿を設定してそこから逆算した個性や強みを回答した」と答え、就活で戦うための、本来の自分とは少し異なる個性(=就活最適化個性)をアピールしてしまう人の存在が明らかになった。

就活中に強みや個性について背伸びをした、または事実を誇張した経験があるか/
どのように強みや個性を背伸びした、または事実を誇張したか

■“就活最適化個性”を武器に就活に挑んだ人の7割以上が内定後の個性迷子で、6割以上が本来の個性と向き合うべきと後悔

内定者および社会人男性992名に対して、内定や就職後に就活でアピールしていた個性との違いなどに悩んだ経験があるか聞いたところ、53.9%が「よくあった」・「あった」・「たまにあった」と回答した。

また、“就活最適化個性”を武器に就活に挑んだと答えた642名のうち、73.1%が”「よくあった」・「あった」・「たまにあった」と回答した。一方、背伸びすることなく本来の個性を武器に就活に挑んだ350名のうち、同様の回答をしたのは、18.9%に留まる結果に。

さらに、就活中に“就活最適化個性”をアピールしていた577名のうち、63.2%が「就活時から本来の自分の個性に向き合っておくべきだった」と回答。

内定や就職後に就活でアピールしていた個性との違いに悩んだ経験があるか/
就活時から本来の自分自身と向き合うべきだったと思うか

■社会において自分本来の個性を活かして活躍している人の約8割が自信度も高い

自分に自信がある方だと思うかという質問に対し、「思う」・「どちらかといえば思う」を回答した288名と、「思わない」「どちらかといえば思わない」と回答した612名それぞれに、自分本来の個性を活かして活躍できていると思うか聞いたところ、「自分に自信がある方だと思う」と回答した人のうち77.8%が「活躍できている」と回答。

一方、「自分に自信がない方だと思う」と回答した人は26.8%という結果に。社会において、自分の個性を活かして活躍をしていると感じている男性ほど、自分を信じる力が高いことが明らかになった。

自分本来の個性を活かして活躍できていると思うか

【調査概要】
調査内容:就活と個性に関する意識調査
調査期間:9月6日~8日
調査対象:
就活を控えている/就活中/就活を経験したことがある19~26歳の男子学生300名
就活を経験したことがある・スキンケアをしている19~29歳の社会人男性450名
就活を経験したことがある・スキンケアをしていない19~29歳の社会人男性450名
調査機関:ネオマーケティング
調査手法:インターネット調査

<参考> ファイントゥデイ「<就活と個性に関する意識調査>就職活動中に生まれる“就活最適化個性”とは?2人に1 人が内定・就職後に「個性」に悩んで迷子に」