東京製鐵と大和リース、CO2排出量約55%削減の「環境配慮型 自走式立体駐車場」を共同開発

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東京製鐵と大和リースは、柱・梁・床の構造材に電炉材を採用することで、従来の立体駐車場建設と比べてCO2排出量を約55%削減する「環境配慮型 自走式立体駐車場」を共同開発し、大和リースにて販売を開始したと発表した。

「環境配慮型 自走式立体駐車場」完成予想パース イメージ

同商品は、高炉材に比べ鋼材製造時のCO2排出量を大幅に抑制できる電炉材を使用。電炉材は主原料が鉄スクラップのため、資源を有効活用でき、高炉材に比べて消費エネルギーを抑えて製造できるという。これにより、「脱炭素社会」の実現と、2050年のカーボンニュートラルの達成に貢献するとのことだ。

「環境配慮型 自走式立体駐車場」完成予想パース イメージ

■商品概要 
構造:鉄骨造 床合成スラブ(デッキプレート+コンクリート)※鉄骨・デッキプレートは電炉材を使用
モデルプラン:立体駐車場階数:5層6段
車室数:356台
延床面積:約10,000㎡(建築面積:約2,000㎡)
CO2削減量: 約55%削減(従来1,244t-CO2、環境配慮型554t-CO2) 
主な設備:エレベーター、階段、LED照明、消火設備

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