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⼀般社団法⼈コンテンポラリーアートプラットフォームは、国際的なアートイベント「アートウィーク東京(以下、AWT)」を11⽉2⽇から5⽇に開催することを発表した。
AWTとは、⽇本の現代アートの創造性と多様性、またそのコミュニティを国内外に紹介する年に1度のイベント。文化庁の協力のもと、世界最⾼峰のアートフェア「アートバーゼル」と提携、さらに東京都とアートウィーク東京モビールプロジェクト実行委員会と連携し開催しているとのことだ。
同イベントでは、今年初企画の”買える”展覧会、AWT FOCUS「平衡世界 日本のアート、戦後から今日まで」や、キュレーターやAWTのVIPリプレゼンタティブと会場を巡り、展覧会や作品の見方を学びアートへの理解を深めるガイドツアー、キッズ・ユース向けガイドツアー&ワークショップを開催予定。子育て世代に向けて託児サービスも実施するという。
■AWT FOCUS「平衡世界 日本のアート、戦後から今日まで」
AWT FOCUSは、美術史的観点から選定された作品を通じ、近現代美術を読み解くキーワードを再考すると同時に、展示作品はすべて参加ギャラリーを介して購入できるという企画。
初回となる今年は、滋賀県立美術館ディレクター館長の保坂健二朗氏をアーティスティックディレクターとして迎えた展覧会「平衡世界 日本のアート、戦後から今日まで」を開催。物故作家の作品や本展で初公開となる新作を含む、64作家による100点を超える作品が集結するという。
会場は1917年に実業家の大倉喜八郎氏によって設立された、現存する日本最古の私立美術館である大倉集古館とのことだ。
<出展作品一例(順不同)>
1.倉俣史朗《Cabinet de Curiosité》1989年
2.髙畠依子《CAVE/弁柄》2022年
3.会田誠《おひ》〈ランチボックス・ペインティング〉より2016年
4.菅木志雄《離空》1975年
5.沖潤子《exposed》2022年
6.堀内正和《作品A》1958年
7.石川順惠《Impermanence 葛》2020年
8.大辻清司〈陳列窓〉より1950年/1980年代
9.李禹煥《Untitled》2008年
10.磯崎新《ハラ・ミュージアム・アーク 觀海庵》2019年
【開催概要】
会期:11月2日~5日10:00~18:00(最終入場17:30)
会場:大倉集古館(港区虎ノ門2-10-3)AWT BUS [C1][D7][G3]
ウェブサイト:https://www.artweektokyo.com/focus/
入場料(税込):
・平日(11月2日)
<一般>当日チケット2,000円/前売りチケット1,800円
<ペア>前売りチケット3,400円
・土・日・祝日(11月3日~5日)10:00~11:00
<一般>当日チケット2,000円/前売りチケット1,800円
<ペア>前売りチケット3,400円
・土・日・祝日(11月3日~5日)11:00~17:30
<一般>当日チケット2,200円/前売りチケット2,000円
<ペア>前売りチケット3,800円
■キュレーターと巡るコレクター向けガイドツアー
アートをコレクションしてみたいと考える人を対象に、AWT FOCUSとAWT BARを巡りながら、アート鑑賞の方法からマーケットの仕組みまでを手引きするツアーを実施。インディペンデントキュレーターの山峰潤也氏がファシリテーターを務め、AWT VIPリプレゼンタティブの武田菜種氏をゲストに呼ぶとのこと。
同ツアーでは、作品同士の連続性や時間軸上での変化を読み解く視点を山峰氏がレクチャーする。さらに、武田氏によるアートコレクションへの理解を深めるミートアップを、AWT BARの見学とあわせて実施するという。
【開催概要】
日程:
①11月4日16:30–19:30
②11月5日10:30–13:30
③11月5日16:30–19:30
場所:<集合>AWT FOCUS、<解散>AWT BAR
内容:
・山峰潤也氏によるAWT FOCUSの鑑賞ガイドツアー
・AWT BAR見学
・武田菜種氏による座談会
料金:無料
対象:アートコレクターを目指す人、コレクション初心者
定員:各回10名
申込方法:
以下のページより申し込み。応募者多数の場合は抽選。
https://www.artweektokyo.com/agenda/guided-tour-2/
申込受付:9月29日~10月15日
結果通知:10月18日
■キッズ・ユース向けガイドツアー&ワークショップ
AWT FOCUSの会場で、ワークシートを使って子どもたちに作品を鑑賞する際のヒントとなる質問を投げかけ、自由な発想や想像力を引き出し、美術館での楽しみ方を見つけることを促す企画。
鑑賞後には、作品に自分なりのタイトルをつけたり解説を作成したりするワークショップを行い、キュレーターやアーティストの視点に立つように作品について発表するという。
【開催概要】
日程:
<11月3日・4日>
(1)10:30–11:30/6–9歳(親子向け)
(2)13:30–14:30/10–12歳(小学生向け)
(3)15:00–16:20/13–18歳(中学生以上・ユース向け)
<11月5日>
(4)13:30–14:30/6–9歳(親子向け)
(5)15:00–16:00/10–12歳(小学生向け)
場所:大倉集古館(港区虎ノ門2-10-3)AWT BUS [C1][D7][G3]
内容:
・ファシリテーターによるイントロダクション
・展示会場で自由に作品鑑賞
・作品タイトルをつける、作品についての短い解説を作成し発表するなどのワークショップ
料金:無料
定員:各回10組
申込方法:
以下のページより申し込み。応募者多数の場合は抽選。
https://www.artweektokyo.com/agenda/guided-tour-1/
申込受付:9月29日~10月15日
結果通知:10月18日
■託児サービス
AWT FOCUSの会場となる大倉集古館の地下1階にて、会期中に託児サービス(有料)を実施。子育て中の人も、AWT FOCUSの鑑賞やAWT参加施設の周遊ができるよう、1回最大3時間まで利用可能。
【実施概要】
日程:11月2日~5日10:00–17:45
場所:大倉集古館B1F(港区虎ノ門2-10-3)AWT BUS [C1][D7][G3]
内容:
・「イベント託児・マザーズ」のシッターよる子どもの預かりサービス
・日英バイリンガル対応
・託児中に子どもの年齢にあわせてAWT FOCUS展示作品イメージを用いた知育遊びを実施予定
料金(子ども1名あたり・税込):
・1時間以内は無料
・1時間を超える場合1時間あたり1,000円
・3時間を超える場合は、30分毎に500円
対象:生後6ヶ月から6歳まで
定員:同時に5名前後(子どもの年齢により異なる)
申込方法:
専用フォームまたは以下の電話番号より申し込み。マザーズからの確定連絡をもって受付完了となる。定員になり次第締め切り。
申込締切:
定員に空き枠がある限り、下記の日程まで申し込みを受け付け。
<11月2日の利用>11月1日17:00
<11月3日~5日の利用>11月2日17:00
■AWT開催概要
名称:アートウィーク東京
会期:11月2日~5日10:00-18:00
VIPプレビュー日程:10月31日~11月1日
会場:
都内50の美術館・インスティテューション・ギャラリー/大倉集古館(AWT FOCUS)/AWT BAR/ほか各プログラム会場