旭化成不動産レジデンスは、同社が参加組合員として参画している宇都宮駅西口南地区第一種市街地再開発事業の施設建築物が9月本体着工したことを発表した。
JR宇都宮駅西口南地区は、県都の玄関口であり新幹線停車駅前に位置しながら老朽化した建物が多く、中心市街地の活性化や景観形成、安心・安全なまちづくりの観点等で課題を有していたという。
同地区を含む同駅西口の再開発事業については、2018年に地元権利者により再開発準備組合が設立され、2021年4月には第一種市街地再開発事業等の都市計画決定を受け、更なる事業の具体化へ向けて検討を続けてきたとしている。
2022年7月に宇都宮市による市街地再開発組合設立の認可公告を受けた後、設計等の計画を進め本年1月に権利変換計画の認可を受け、今回施設建築物の着工に至ったとのことだ。
■同施設計画の特徴
(1)JR宇都宮駅西口の新たなランドマーク・超高層免震複合タワーレジデンス
・建物は、基礎免震構造、長期優良住宅(取得予定)、ZEH-M oriented(取得予定)を採用し、安心・安全・環境に配慮したサステナブルな施設を提供。
・駅西口広場に面する外観は、ガラスを多用し一体的で大きな面の外観を構成。従前の小規模なテナントビルが連なっていた風景を更新し、宇都宮駅前の風格ある都市空間を新たに形成。
・最上部には駅前の新たなシンボルになるデザインとして特徴のある大庇を設置。
・駅西口エリアにおいて、周辺と連続したまちなみ景観を形成する緑化を実施。(駅西口広場側の壁面緑化及び計画敷地西側の緑化)
(2)豊かなライフスタイルを叶える駅前居住・旭化成の注文住宅「ヘーベルハウス」で培ったノウハウを採用
・各居室に採光と通風を確保した開放感溢れるプランニングを実現するワイドスパンの住戸。
・シューズクロークやウォークインクローゼット、パントリーなど暮らしやすさに配慮した充実した収納。
・ホテルライクな高級感を演出するとともにプライバシーやセキュリティに配慮した内廊下。
・読書やテレワーク、団欒など、居住者の様々なライフスタイルに対応できる住宅共用ラウンジの設置。
【事業概要】