無印良品を展開する良品計画は､「MUJI新宿」を「無印良品 新宿靖国通り」に名称変更し、初の品揃えを衣服に特化した店舗として、10月13日にリニューアルオープンすると発表した。
「無印良品 新宿靖国通り」は、無印良品で衣服のみを取り扱う初めての店舗。また、同店では取り扱う衣服のリユースやリサイクルだけでなく、備品や什器のリサイクル・リユースを含む資源循環を考えた店舗を目指すとしている。
なお、「無印良品 新宿靖国通り」から徒歩3分の新宿通り沿いに位置する「無印良品 新宿通り」は、生活雑貨と食品の特化店へ9月15日にリニューアルオープンしている。新宿の中心地にある2店舗で一つの「無印良品 新宿」として、見やすく買いやすい店舗環境の中、それぞれの専門スキルを持ったスタッフが対応するとのことだ。
■リニューアル詳細
●無印良品の最新の衣服がわかる店
常時様々なマネキンを60体以上展開し、初めて導入したストアVMD（※）メンバーが、暮らしのシーンに合ったコーディネートを提案。また、「無印良品 新宿靖国通り」とネットストア限定の商品を販売するとともに、一部の衣服商品を先行販売する。
●専門スタッフによるスタイリング相談・カラーコーディネート診断・パーソナルカラー診断
ライフスタイルに合わせた洋服選びや着こなしの提案のほか、顧客の肌・目・髪の色から似合う色を導き出すパーソナルカラー診断などを、専門スタッフが対応する。要オンライン予約｡
●フィッティングルーム貸し切りサービス
予約制で1時間フィッティングルームを貸し切りできるサービス。着てみたい衣服を制限なく試着でき、撮影も可能。予約はMUJI passportアプリより受付。
●ReMUJIの販売
利用者が着用していた服を回収し、藍色・黒などに染め直し再生させた『染めなおした服』、洗い直して古着として再販売する『洗いなおした服』、服と服をつなぎ合わせてリメイクした『つながる服』などの「ReMUJI」を引き続き販売する。同店では最大数のReMUJI商品を取り扱う。
●再生素材を活用した衣服の販売
生産工程で出た端切れや使われない糸、回収された製品を再生素材として使用した衣服を取り扱う。
●MUJI Laboの販売
性別や年齢にとらわれず着用でき、シーズンごとのテーマに基づいた素材やシルエットの実験によって、新たに服を再定義する「MUJI Labo」も最大規模の品揃え。
●新宿に関わる若手アーティストのデザインプリントサービス
新宿に所縁のある若手アーティスト5名が「新宿」をテーマにしたアートを、該当商品（天竺編みクルーネック長袖シャツや洗いざらし天竺編みクルーネック⾧袖Tシャツなど）にプリントするサービス。
販売期間：2023年10月13日～2024年1月11日（以降、3か月を1クールとして新たなアーティストのデザインで継続予定）
価格：商品代金＋プリント代1,000円
参加アーティスト：小林優平氏、ディーンディキンソン氏、コルニエバ・バルバラ氏、荻野綱久氏、小林一毅氏
商品受け取り：申し込み後、当日中（申込み時間によっては翌日以降）にMBF受取りカウンターにて
●ごみを出さないリニューアル
循環型社会を目指し、今回のリニューアルに伴い発⽣した産業廃棄物を分別したり可能な限り当店や他店舗でリユースしたりすることで、廃棄物そのものを削減。
●リサイクル回収センターの設置
資源を循環させるために、不要になったプラスチック商品や衣服を店舗で回収し、原料・リサイクル商品として活用するリサイクル・リユース活動「MUJI CYCLE」に取り組んでいる。店内に以下の回収ステーションを設置。
●Café&Meal MUJI 座席を増席
Café&Meal MUJIの座席を10席増席。また、リニューアルオープン企画として、新宿中村屋のビーフカリーと無印良品のバターチキンカレーをあいがけにした限定メニューを、オープンより10日間販売する。
●新宿 City to Go
新宿界隈にある店の中から、無印良品の視点でセレクトしたおすすめの店を紹介。新宿区内の飲食店や物販店など、常時約80～100店舗の紹介カードを作成して店頭に設置、自由に持ち帰り可能。
■店舗概要
店舗名：無印良品 新宿靖国通り
所在地：〒160-0022 東京都新宿区新宿3-15-15 新宿ピカデリー B1～2F
営業時間：11:00～21:00（Café&Meal MUJIのラストオーダーは20:30）
売場面積：368.8坪（1,217.16平方メートル）
※ クリエイティブなディスプレイやスタイリングで店頭の季節感を演出、提案することを目的に、全国の無印良品のスタッフから公募で選ばれた店舗専属スタッフ。