Amazonは、Disaster Relief Hubを神奈川県相模原市のAmazonフルフィルメントセンター内に開設したことを発表した。
Disaster Relief Hubは、災害支援物資を保管し、自然災害により被災した人々へ迅速かつ効率的に支援物資を届けるための拠点。今年5月に開設された兵庫県尼崎市のフルフィルメントセンターに続いて国内2拠点目となり、東日本エリアでは初の開設となるという。
相模原市のAmazonフルフィルメントセンターに設置されたDisaster Relief Hubは、災害支援を専門とする公益社団法人Civic Forceおよび特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン、相模原市役所など、地域コミュニティとの連携により運用される。
このDisaster Relief Hubには、モバイルバッテリーやドライシャンプーなど約50種類、合計約15,000点の生活必需品を保管。これらの支援物資は、過去、被災者からのニーズが高かった物資を中心に選定したという。
Amazonの災害救援の取り組みは、技術とオペレーション、そしてグローバルな物流ネットワークを活用し、大規模自然災害への対応に迅速かつ効果的な支援を行うとしている。Amazonの配送・物流のオペレーションと連携したDisaster Relief Hubにより、災害支援を専門とするパートナー団体からの情報をもとに支援の必要性を判断し、72時間以内に被災地へ支援物資を届ける計画であるとのことだ。