AZ-COM丸和ホールディングスは、代表取締役社長である和佐見勝氏が所有する資産の一部について、同社グループの社員、パート従業員、役員を対象に50億円以上の現金にて贈与すると発表した。

対象者は、役職員約5,000人、パート従業員約10,000人の合計約15,000人であり、今後の新規採用等によって対象者数は増える見込みであるとのことだ。

贈与は、1973年の設立以来、同社の発展のために尽力した従業員および役員への感謝の意を表し、更なる業績の向上及び企業価値の最大化への意欲を一層高めるために「設立50周年記念」として実施するという。2023年12月を初回として、分割して実施する予定だとしている。

和佐見勝氏が役職員への贈与を実施するのは、2018年に保有する株式を、2020年に所有する資産(現金)を10億円贈与したことに続き、今回が3度目となる。