クロス・マーケティングは、全国20歳~69歳の男女を対象に「疲れに関する調査(2023年)」を実施し、結果を公表した。
今回は、疲労の程度、どんな疲れを感じているか、疲れを感じるシーン、疲れを感じたときにやりたいと思うこと、疲れ過ぎない為に「減らそう」「やめよう」と思うことについて分析したとのことだ。
■調査結果
疲労の程度として「疲れている」と回答した人(とても疲れている~やや疲れている・計)は74.9%。特に30・40代では8割を超える。
どのような疲れを感じているかを聴取したところ「仕事の疲れ」が46.5%と最多。「眼・脳・筋肉」の身体的な疲れだけでなく、「人・スマホ/SNS」など精神的な疲れも上位にあがる。
男性は「仕事の疲れ」、女性は「家事疲れ」が高い結果となった。
疲れを感じるシーンは、「仕事でもう帰れるときの急な依頼」がトップ。僅差で「家に帰ってきて家事が残っていたとき」「帰りの電車が混んでいたとき」「自分の思うようにまわりが行動してくれないとき」が続く。
女性は「家に帰ってきて家事が残っていたとき」が最も高く、「部屋中にモノが散乱しているとき」が続く。女性への家事負担の重さがうかがえる。
疲れたときにやりたいことは「睡眠を十分にとる」が47.8%と半数近く、次いで「1人で過ごす」となった」。また「なにもしないで過ごす」「ゆっくりと入浴する」「好きな音楽を聴く」「好きなものを食べる」が2割台にあがり、「好きなものを食べる」は、女性で3割と高くなっている。
なお、疲れ過ぎない為に「減らそう」「やめよう」と思うことは、仕事・残業、人付き合い、家事などを頑張りすぎないなどの意見や夜更かし、スマホをみるなどの日頃の習慣を見直したいなどの意見が多く見られたとのことだ。
■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査地域:全国47都道府県
調査対象:20~69歳の男女
調査期間:2023年9月15日~9月19日
有効回答数:同調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合あり
<参考>
クロス・マーケティング『疲れに関する調査(2023年)』