テラドローン、インドネシアとマレーシアで農業ドローン事業に本格参入 子会社がAvirtechの事業を買収

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テラドローンは、インドネシアおよびマレーシアの農業ドローン市場に本格参入するため、子会社Terra Drone Indonesiaを通じてAvirtech(アヴィールテック)社の事業を買収すると発表した。また、マレーシアでの事業展開をするための新法人Terra Drone Agriを設立するとのことだ。

テラドローン、インドネシアとマレーシアで農業ドローン事業に本格参入

テラドローンは、エアモビリティのハード・ソフト・サービスにおける全方位的な開発とソリューション提供に取り組み、現状、測量、点検、運航管理の事業を展開している。

Avirtechは、インドネシアとマレーシアで2017年よりドローンを用いたパーム油農園の農薬散布事業を展開している。高精度の農薬散布により、最大30%のコスト削減を実現し、150機以上のドローン普及の実績があるほか、パーム油産業の労働力不足の解消や作業員の安全確保、生産性の向上に寄与しているという。

テラドローンは今後、インドネシアとマレーシアでドローンを活用した農薬散布事業の拡大を最優先に実施していくという。特に、効率的なパーム油の栽培支援に注力し、持続可能な農業の実現を目指すとのことだ。

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