近畿日本鉄道(以下、近鉄)は、OpenStreetと連携し、近鉄沿線の利便性向上を目的として、シェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」の活用により、駅にシェアサイクルステーション(以下、ステーション)を設置すると発表した。
「HELLO CYCLING」は、モバイルアプリやPayPayミニアプリ(PayPayシェアサイクル内)などから、電動自転車を借りることができるサービス。自転車は、「HELLO CYCLING」のステーションであればどこでも返却が可能。
近鉄は、同取り組みの第1弾として、世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」があり、「HELLO CYCLING」のステーション設置が進んでいる藤井寺市、羽曳野市とその近隣エリアの駅を中心にステーションを設置し、運用を開始したという。今後は、奈良県や三重県などの観光エリアにも拡大し、今年度中に約30ステーションの設置を目指すとのことだ。
■サービス概要
ブランド名:
HELLO CYCLING
ステーション設置個所:
矢田駅、藤井寺駅、道明寺駅、近鉄八尾駅、河内国分駅、大阪教育大前駅
※近鉄八尾駅は10月頃の設置を予定。
サービス開始時期:
2023年9月15日
利用料金:
最初の30分130円、以降15分毎に100円、12時間1,800円
※利用車体やエリアによって料金が異なる。