出光興産は、山口・長門湯本温泉エリアの持続的な観光まちづくりに取り組む長門湯本温泉まちに、社員を週1日出向させる「週1出向プログラム」を10月から開始すると発表した。

出光興産、長門湯本温泉まちと「週1出向プログラム」を10月から開始

同取り組みは、出向する社員の経験やスキルを活かし、長門湯本温泉エリアの課題解決や業務改善に貢献することを目指しているという。また、社員が通常の勤務とは異なる環境での仕事を通じて成長し、将来のライフキャリアを考えるきっかけにすることも目的としているとのことだ。

今年の4月から9月までの6か月間、トライアルを実施した結果、社員の経験やスキルが地域への貢献につながると判断したため、本格的な開始を決定。出光興産は、中期経営計画において、従業員の「能力・個性の発揮」に注力しており、今回の取り組みもその一環だとしている。

同プログラムの開始に際しては、シーオーメディカルが提供する企業向け複業促進プラットフォーム「週4社員ドットコム」を通じて、長門湯本温泉まちへの「週1出向」が決定されたとのことだ。

■「週1出向プログラム」概要

期間:
2023年4月~2024年3月を予定
第1期(トライアル):4月~9月、第2期:10月~3月

派遣場所:
長門湯本温泉まち(長門湯本温泉エリアの持続的な観光まちづくりを進めるエリアマネジメント会社)

勤務頻度:
週1日

主な職務:
長門湯本温泉の活性化に向けた企画支援、データ分析、業務改善など