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シアンが運営するユアケア編集部は、女性100名を対象にオンラインでアンケートを実施し、PMS(月経前症候群)が日常生活に及ぼす影響や対策について調査を行い、結果を公表した。
■76%が日常生活に影響を感じている!PMSと向き合って生活する女性の現実が浮き彫りに
PMSが日常生活に支障をきたしていると感じるかのアンケートを実施したところ、76%の女性が支障をきたしていると感じる回答。4人のうち3人は生理時のPMSによる腹痛や気分の落ち込みで悩まされていることがわかった。
また、PSMの具体的な症状について質問したところ、73名が「いらだち」を感じると回答し全体で1番多い症状となった。次いで「頭痛」「下腹部痛」「不安・鬱」と続いている。
2番目に多い症状である「頭痛」を感じる人は50人以下と、100人中50人以上が感じる症状が「いらだち」のみという結果にとなり、同社はPMSで感じる症状には大きな個人差があるということがわかったとしている。
■対策している人は約6割!日常生活に影響を感じるものの十分な対応ができていない
アンケート回答者に「PMSに関して日常生活で対策しているか?」と聞いたところ「している」と回答した人が59%、「したことがある」と回答した人が18%と、全体の77%の方がPMS対策の経験があるという結果に。
PMSが日常生活に支障をきたしていると感じている人が76%、PMS対策をしている人が59%となったことから、支障をきたしていると感じている人で対策をしている人は若干少ないという結果となっている。
また、PMS対策をしている・したことがある77名を対象に、対策の満足度を質問したところ、「非常に満足している」と回答した人がわずか3名、「満足している」「少し満足している」と回答した人と合わせた人数は45名となった。
対策の経験がある人うち、PMS対策で満足していると回答したのが58.44%のみとなったことから、十分なPMS対策が確立されていない現状が浮き彫りに。
■低用量ピルでPMS対策をしている人はわずか9人。したことがある人を含めても全体の25%のみ
アンケート回答者に、「低用量ピルでPMS対策をしているか?したことがあるか?」と聞いたところ、25%の人が「はい」と回答。低用量ピルでのPMS対策をしている人は9名、したことがある人は16名という結果となった。
実際、低用量ピルでPMS対策をしている人から集まったコメントは以下となっている。
●「効果を感じています。身体症状やイライラ等が落ち着いてきました。」
●「効果を実際に感じられるから継続しています。辞めたら、また生活に支障が出る不安もあります。」
●「もともと生理周期が長く、ピルを飲まないとPMSの期間も20日ほどになってしまうので、ピルは必需品になりました。将来の妊娠に備える効果もあるため、継続するつもりです。」
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:低用量ピル利用者100名
実施:2023年8月
調査実施主体:ユアケア編集部
調査会社:シアン
<参考>
ユアケア編集部『PMS(月経前症候群)が日常生活に及ぼす影響や対策』