モスバーガーを展開するモスフードサービスは、『温室効果ガス削減の「見える化」ラベル』が表示できるレタスを、広島県内のモスバーガー全30店舗にて採用すると発表した。
広島県内のモスバーガーでは、『温室効果ガスの「見える化」ラベル』を店内に掲示するとともに、温室効果ガス排出量を5%以上抑えて生産しているレタスを、レタスを使用するすべてのメニューに使用。
■モスファーム広島 安芸高田農場で温暖化ガス排出量を5%以上抑えて作ったレタスを生産
今回『温室効果ガス削減の「見える化」ラベル』を表示できるのは、モスファーム広島で生産されたレタス。
モスファーム広島は、2020年より安芸高田農場にて、店舗で使用するレタスの生産を行っている。当初から有機肥料主体の栽培で、緑肥や輪作、たい肥の利用など環境保全型農業を進め、土壌への炭素貯留を増進しているという。
農林水産省が実証事業として進めている『温室効果ガス削減の「見える化」ラベル』は、生産段階での温室効果ガスの排出量を計算し、地域の一般的な栽培方法と比較して削減率を算出している。今回、この算出で温室効果ガス排出量を5%以上抑えていると評価され、星1つのラベル表示が可能になったということだ。
同チェーンでは、全国約112産地、2,644軒(2022年度)の契約農家から生野菜を調達し、店舗で使用している。今回の『温室効果ガス削減の「見える化」ラベル』取得を、今後他のモスファームへも波及させ、同ラベルを表示した生鮮野菜の使用も広げていくとしている。
<実施概要>
内容:『温室効果ガス削減の「見える化」ラベル』を表示できるレタス
導入店舗:広島県内の全30店舗
調達農場:「モスファーム広島」 安芸高田農場(運営:モスファームすずなり 広島支店)
導入時期:2023年9月~(出荷時期 5~7月、9~11月)
■「モスSDGsアクション」について
モスバーガーでは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みを進めているという。社会課題の解決につながる活動や施策を「モスSDGs アクション」と位置づけ、情報発信をしていくとのことだ。