PayPayは、2023年度「自治体マイナポイント事業」において、埼玉県川口市および石川県小松市で「PayPay」を活用した施策の実施が決定したと発表した。
埼玉県川口市では「赤ちゃんにっこり応援倍増ポイント」として、石川県小松市では「子育て応援自治体マイナポイント事業」として実施されるという。
具体的には、埼玉県川口市では2023年9月7日から2024年3月6日まで、赤ちゃんにっこり応援金の受給者を対象に、乳児1人あたり10,000円相当のPayPayポイント(子育て応援ポイント)を付与。石川県小松市では2023年9月11日から12月25日まで18歳以下を対象に、1人あたり3,000円相当のPayPayポイントを付与。
また、PayPayアプリには「自治体マイナ」ミニアプリが表示され、各自治体のマイナポイント事業に申し込むことが可能。所定の条件を満たした対象者は、マイナンバーカードを利用して申し込みを行うことで、「PayPayポイント」として受け取ることができるとのことだ。
総務省が実施する「自治体マイナポイント事業」は、国が実施する「マイナポイント事業」の自治体版。
地方自治体は、マイナンバーカードを利活用して特定の対象者にポイントの付与が可能になることで、迅速かつ効果的な給付施策が実現可能。各自治体に住んでいる施策の対象者は、マイナンバーカードを使って申請を行い、「PayPay」をはじめとするキャッシュレス決済サービスなどで利用できるポイントが受け取ることができる。