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森下仁丹は、全国の20代~50代の合計800名を対象に、「秋バテによる体の不調に関する意識調査」を実施し、結果を公表した。
80%以上が秋バテと自覚していない「隠れ秋バテ」の可能性ありと判明
まず、夏から秋にかけていつもより体調が悪くなるかを確認したところ、61.6%の人が悪くなった経験があると回答。
しかし秋バテがどれだけ知られているかを確認すると、61.6%が夏から秋に不調になった経験があるにも関わらず、秋バテについて説明できる人は16%という結果に。実に80%以上が秋バテについて説明できなかったことから、「隠れ秋バテ」である可能性があると同社は考察している。
また、秋にかけての不調経験者に具体的な秋バテの症状を伝え、該当する症状を聞くと、「体が怠いと感じる」、「いつもより疲れが取れない感じがする」、「いつもよりやる気がでない感じがする」という回答が他の回答に比べ約15%高い結果となった。
夏から秋にかけた不調の改善法として最も効果があったのは「適度な睡眠」
夏から秋にかけての不調経験者に体調改善のために行った取り組みのうち、効果があったと実感した取り組みを聞くと、「睡眠・休暇」が44.9%で最多となり、その後に続く「栄養バランスの良い食事」34.2%、「適度な運動」33.3%より、約10%も多い結果となった。
82.3%が秋バテの予防や対策に「腸活」が有効であることを知らない
秋バテの予防や対策に、腸内環境を整えることで自律神経を整える「腸活」が効果的であると知らない人は、82.3%と8割以上の人が知らないということが判明。
さらに、夏から秋にかけての不調経験者のうち、腸活が有効と知っていた人は23.9%で、秋バテ対策として腸活が認知されていない現状も明らかになったとのことだ。
【番外編】夏から秋にかけて不調になっていない人は「秋バテ予備軍」の可能性
夏から秋にかけての不調未経験者に、体調管理のために行っていた対策を聞くと、「特に行っていた対策はない」が63.1%でもっとも多く、半数以上の人が「秋バテ」の予防ができていないことがわかった。
さらに、秋バテに有効な「腸活」を行っている人は13.1%という結果となり、同社は、日頃から秋バテの対策をはじめ、体調管理の対策ができていないことから、今後の「秋バテ予備軍」の可能性があることがわかったとしている。
【調査概要】
調査名:「秋バテによる体の不調に関する意識調査」
調査機関:ネオマーケティング
調査期間:2023年8月3日~2023年8月7日
調査対象:20代/30代/40代/50代の男女それぞれ100名
調査手法:インターネット調査
調査地方:全国
有効回答数:800サンプル
<参考>
森下仁丹『秋バテによる体の不調に関する意識調査』