セブン‐イレブン・ジャパンは、長野県長野市内のセブン‐イレブン69店舗に「ペットボトル回収機」を新たに設置し、限りある資源の有効活用と海洋プラスチックごみ対策を目的としたペットボトル回収事業を、9月5日より順次開始することを発表した。
回収したペットボトルはリサイクルされ、再びペットボトル飲料として販売する“サーキュラーエコノミー”(循環経済)を実現するとしている。
同社では、2017年12月以降、全国各地の自治体や様々な連携企業をはじめ、加盟店や地域の理解と協力のもと、店舗へのペットボトル回収機の設置を進めており、今回の長野県の設置を含め、現在1都2府26県に拡大し、稼働台数は3,000台を超えているとのこと。
長野県内のセブン‐イレブン店舗への「ペットボトル回収機」設置は今回が初めて。
同社は、今後も地域社会と一体となって環境負荷低減と資源循環の取り組みを共に推進していくとしている。
<参考>
◆セブン‐イレブン店頭のペットボトル回収機について
セブン‐イレブンでは、2017年より店頭への「ペットボトル回収機」の設置を開始し、現在3,007台(2023年8月末時点、長野市設置分除く)を稼働している。
また、レジ袋代金における「本部収益相当額」を、ペットボトル回収機の設置費用の一部に充てることで、更なるプラスチックのリサイクルに取り組んでいるとのこと。
◆ペットボトル回収機の仕様等について
・機器メーカー:トムラ・ジャパン
・機器サイズ:W650×D500×H1,330(単位:ミリメートル)
・収容量:280本(500ミリリットルペットボトル換算)
・ペットボトル:2リットルサイズまで投入可能
・ポイント付与:投入時にnanacoカードをかざした場合、累計5本毎にnanacoポイントを1ポイント付与