ジャパンハート、岡山県で「災害用Heart Stock」の運用開始 災害時における物資支援の供給体制を強化

ジャパンハートは、災害時に高齢者や乳幼児などの要配慮者へ必要物資を無償提供する「災害用Heart Stock」の備蓄を、新たに3拠点目となる岡山県でも運用開始したと発表した。

岡山県で「災害用Heart Stock」の運用開始

ジャパンハートは、これまで自然災害や新型コロナウイルス感染症への緊急救援を行ってきた経験から、同分野に特化した物資支援の供給体制を整えることで、「誰も取り残さない災害支援」の実現に寄与することを目指しているという。

今回、各メーカーから寄付された物資を中心に、乳幼児向け20ケース、高齢者向け80ケースの支援パックを作成。

昨年運用を開始した富山県、佐賀県に加えて岡山県が3拠点目の物資配備となる。今後はパッケージ化された物資をストックし、運送会社との連携のもと有事に介護施設等からの依頼を受けて随時搬送するとのことだ。

支援イメージ

今回の岡山県での実装により、南海トラフ地震などが懸念される中国・四国地方への体制を強化し、幅広いエリアで自然災害に迅速かつ柔軟に対応することを目指すとしている。

また、各エリアで協力企業やボランティアを募ることで、有事において官民学が柔軟に連携する機会の拡大につながると考えているとのことだ。

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