フードロス削減自販機が災害救援インフラに 無人販売機「fuubo」、トイレットペーパーや非常食など災害備蓄品のストック開始へ

フードロス削減ボックス「fuubo(フーボ)」を展開するZEROは、無人販売機である「fuubo」に災害備蓄品をストックすることで「災害救援販売機」としてのインフラ機能の拡充を行うことを発表した。

「fuubo」に災害備蓄品をストック

fuuboに災害備蓄品をストックすることで、フードロスの販売・提供だけでなく、災害救援販売機としての役割を担うことが可能になるとし、9月1日より、都内渋谷区に位置するオフィスビル「青山ファーストビル」にて、fuuboの最下段に災害備蓄品の取り扱いを開始。災害備蓄品の取り扱いは順次、全国展開するという。

fuuboは、通常電子ロック機能が稼働しているが、停電時はキーロックの手動解除が可能。

これにより、災害の発生で万が一ライフラインが寸断されてしまった場合、その復旧や支援物資が届くまでの期間、fuuboを一時的にフードロスや衛生用品等を提供するインフラとして活用ができるとのことだ。

fuuboを一時的にフードロスや衛生用品等を提供するインフラとして活用

なお、fuuboに納品される商品は、トイレットペーパー・ウェットティッシュ・非常食や保存水など、様々な災害備蓄品。

トイレットペーパーは、1人1個1週間分の備蓄として設計された「10年保証備蓄用トイレットペーパーLogLog」。100%再生紙で環境にやさしいく、携行性・防水性に優れた製品となっている。

ほかにも、生理用品、簡易トイレ、救急キットなど、災害時に需要が増え品薄状態になりうる商品も合わせて納品予定。

【左】10年保証備蓄用トイレットペーパーLogLog【右】The Week Sanitary Pad

今回備蓄する生理用品は、「ソーシャルプロダクツ・アワード2023」にも選ばれた『The Week Sanitary Pad』というオーガニック生理用ナプキン。肌に触れる部分が全てコットン100%のため、やさしい肌ざわりでかぶれにくい仕様で、不安の多い災害時でも、気分が少しでも晴れるようなポップなパッケージデザインとなっている。

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