ニトリは、9月1日より日本国内のウクライナ避難民への生活費支援の募集を開始すると発表した。

ニトリはこれまでも東日本大震災やインドネシア・スマトラ島沖地震など、国内外の被災者への支援活動を行ってきたという。今回は、北海道に避難しているウクライナの人々への支援を目的としており、国や団体からの支援を受けていない人を対象に、大人1人あたり8万円/月、20歳未満は4万円/月の生活支援金を毎月支給するとことだ。

支給は似鳥国際奨学財団を通じて行われ、支援総額は最大で3億6,000万円を見込んでいるという。また、支援原資として、ニトリとニトリ 代表取締役会長兼CEOの似鳥昭雄氏個人がそれぞれ最大で1億8,000万円を財団へ提供するとしている。

■支援概要

対象者:
・日本に避難しているウクライナ国籍の人
・2023年3月1日以降にウクライナから日本に渡航した人(日本を出国した場合は支援対象外)
・国、他団体の生活費(金銭)支援を受けていない人
・日本在住の身元保証人がいる人
※申請後、支給開始時までに、6か月以上の在留資格の取得、本人名義の銀行口座の開設、連絡手段の確保が必要となる。

支援内容:
大人1人あたり8万円/月、20歳未満は4万円/月の生活支援金を毎月支給

支援期間:
最長1年間(国等の支援状況に応じて短縮する場合あり)

支援方法:
本人名義の銀行口座へ1か月ごとに支給

申請方法:
似鳥国際奨学財団ホームページの申請フォームに必要事項を入力し送信。詳細は同ホームページにて確認可能。※2023年9月1日12:00より公開