ロッテ、ガムボトル容器回収リサイクルの実証実験を9月より開始 プラスチックの資源循環に向けた取り組み

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ロッテは、キシリトールガムなどのファミリーボトル商品で採用しているプラスチック製ガムボトル容器について、不要になった容器を回収してリサイクルする実証実験を9月より開始することを発表した。

同実証実験には、カウネット・トベ商事・協栄産業が参加するとのことだ。

「ガムボトル回収BOX」設置イメージ

同実証実験は、喫食後に不要となったガムボトル容器を回収し、ボールペンにリサイクルする取り組み。回収に協力する団体・企業の事業所に「ガムボトル回収ボックス」を設置し、回収された容器は、リサイクルペレットに成形された後、ボールペンに生まれ変わる。なお、ボールペンは同実証実験に協力した団体・企業に寄贈予定であるとしている。

同社では、「ロッテ プラスチック基本方針」を定めて、プラスチックの資源循環に貢献できるよう取り組みを推進してきたという。使用済プラスチックの分別回収という課題の解決を目指す第一歩として同実証実験を行い、プラスチック容器包装の分別回収を社会実装するための課題整理を行うとのことだ。

これまでも「キシリトール」ブランドでは、プラスチックガムボトルの胴体部分の形状変更によるプラスチック使用量の削減や、繰り返し使用できるリユース可能な容器を採用した「Loopキシリトールガム<ライムミント>216G」の発売など、プラスチックの資源循環に貢献できるよう取り組んできたという。

また、同社では同実証実験のように、容器包装等における持続可能な社会の実現に挑む様々なチャレンジを「スマイルエコチャレンジ」と名付けて推進しており、引き続きステークホルダーと共にサプライチェーン全体での持続可能な社会の実現に向けた「スマイルエコチャレンジ」を推進していくとしている。

ボトルガムの代表例「キシリトールガム<ライムミント> ファミリーボトル」

■実証実験の概要

・目的:プラスチック容器包装の分別回収を社会実装するための課題整理
・回収ボックス設置期間:2023年9月~12月(予定)
・回収ボックス設置個所:およそ100カ所

■回収ボックスの設置に協力する団体・企業(一部)

●アシックス
●伊藤忠商事
●サイバーエージェント
●渋谷スクランブルスクエア 渋谷キューズ
●大和証券
●テレビ朝日
●テレビ東京
●東京電力エナジーパートナー
●凸版印刷
●日本チューインガム協会
●野村證券
●東日本電信電話
●フジテレビジョン
●富士フイルムビジネスイノベーションジャパン
●ベネッセコーポレーション
●丸紅
●みずほ銀行
●三井住友銀行
●三菱UFJ銀行
(50音順、敬称略)

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