LASSIC(ラシック)が運営するテレワーク・リモートワーク総合研究所(以下、テレリモ総研)は、「コロナ禍明けのマスク着用状況」について市場調査を行い、その結果を公表した。
調査の結果、「常にマスクをする」と回答した人、また、人が密集し混雑する場所である「通勤電車・オフィス・ショッピング・店舗・病院ではマスクをする」と回答した人は30%台という結果に。
一方で、「歩行中や自転車走行中、屋外イベント」といった、人との間隔が広い屋外を中心に、マスク着用状況が10%未満まで低下した。
コロナ禍が明けて数ヶ月で、マスク人口は1/3程度と、マスク着用に対する意識が大幅に低下していることが明らかとなった。
しかし、全体的にマスク着用意識は低下したものの、厚生労働省がマスク着用を推奨している以下のような場面においては、引き続きマスク着用を意識する傾向が見られた。
<厚生労働省がマスク着用を推奨する場面>
・医療機関受診時
・重症化リスクの高い人が多い医療機関や高齢者施設などの訪問時
・人が密集している通勤ラッシュ時など混雑した電車・バス乗車時
こうした場面において、マスク着用は引き続き重要な対策とされていることがうかがえる。
【調査概要】
調査対象:全国20歳〜65歳のワーキングパーソン男女1068名
調査期間:7月14日~18日
調査方法:インターネット調査
<参考>
テレリモ総研「コロナ禍明けのマスク着用状況」